冬季アジア札幌大会は23日に大会5日目の競技が行われ、女子カーリングの3位決定戦では日本のLS北見がカザフスタンを17−0で破り、銅メダルを獲得した。 自国開催ということで優勝も期待されていた日本だったが、22日の準決勝で中国に5−6と逆転負け。スキップの藤澤五月、サードの本橋麻里は「課題の残る大会だった」と悔しさをにじませ、リードの吉田夕梨花は「今シーズンは苦しくて、最後はどうにか応援している方々にいい結果を残したかったのですが……」と涙で声を詰まらせた。 LS北見にとって今シーズンの主な大会はこれで終了。9月には平昌五輪代表を懸けて中部電力と代表決定戦を戦うことが決まっている。 「勝った後のシーズンが何よりも難しい」。今大会の開会式前日、本橋はそう語っていた。 昨シーズンのLS北見を振り返ると、パシフィック・アジア選手権で日本勢10年ぶりの優勝、日本選手権初優勝、そしてその勢いのまま臨