各務原市川島笠田町の世界淡水魚園水族館「アクア・トトぎふ」で18日、カピバラの専用飼育施設「カピバラテラス」の新設を祝う催しがあった。新たに加わったカピバラ4匹もお披露目され、来園者でにぎわった。一般公開は19日から。 水族館によると、カピバラはアマゾン川流域を中心に生息する水辺の動物で、2008年に2匹の飼育を開始。しかし、飼育施設の老朽化やカピバラの高齢化が進み、昨年末に栃木県の「那須どうぶつ王国」で生まれた雄のカピバラ4匹を新施設で飼育することになったという。新施設は延べ面積55平方メートルで、これまでの倍近い広さ。カピバラが泳いだり潜ったりできるプールもある。 催しでは市内の川島東保育園の園児らがえさをやった。年長の尾関翔哉君(6)は「モフモフしていてかわいかった」と笑った。