「最古×最新」=「新しい普遍」 最古=人間が持っているもっとも古くからの価値観や本能的な反応 最新=もっとも新しい技術やメディアや見せ方などのヤリクチ PARTY発足時に伊藤直樹さんは、同様のことを「物語×装置」と公式化していた。これに賛同した自分は、さらに形式を不問にして、装置であるかどうかや、物語であるかどうかも剥ぎ取って考えてみた。 要するに、「人間にとって一番古くからある、変わらない大切なもの」を、「人間にとって一番新しくて見たことなくて好奇心そそられるような仕立て」に、再提示「再発明」すれば、これは絶対に、老若男女・全人種・全国籍・全人類に「ウケるモノ」になるはずだという、永遠不滅で鉄板な「究極の考え方」である。 自分の講演ではこれを、別な言い方で「技術は進化する。人間は進化しない」とも言う。 この考え方の根本は、別に自分が言い出したことではない。「温故知新」とか「不易流行」とか