ブックマーク / globalhead.hatenadiary.com (72)

  • ブリット・マーリングによるカルト教団潜入をテーマにしたミステリアスなドラマ〜映画『サウンド・オブ・マイ・ボイス/Sound of My Voice』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■サウンド・オブ・マイ・ボイス/Sound of My Voice <未> (監督:ザル・バトマングリ 2011年アメリカ映画) ブリット・マーリング主演の映画『アナザープラネット』には大いに心掻き乱された。贖罪とSFテーマを組み合わせたこの作品は、実に美しく、そして切なさの溢れる映画だった。そして先ごろ日公開を果たした『ザ・イースト』も、『アナザープラネット』同様、ブリット・マーリング自身が脚、原案、出演、製作をこなしており、彼女の異才ぶりを遺憾なく発揮していた。彼女の作品をもっと観てみたい…と思いつつも、現在日で公開/ソフト販売されているのはこの2作品のみだ。そこで他の過去作を調べ、輸入Blu-rayで1映画を視聴してみることに決めたのだ。作品のタイトルは『サウンド・オブ・マイ・ボイス/Sound of My Voice』。テーマはカルト教団。そしてこの作品でも、彼女は脚

    ブリット・マーリングによるカルト教団潜入をテーマにしたミステリアスなドラマ〜映画『サウンド・オブ・マイ・ボイス/Sound of My Voice』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    nikuzombie
    nikuzombie 2014/04/04
    面白そう
  • ダメダメヒーロー軍団「セクションエイト」が揃い踏み!〜『ヒットマン2』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    今回の『ヒットマン2』…サイコ―にしびれたぜ!(ぷるぷる) アメコミのことはよく知らないオレだが、個人的に今一番お気に入りなのは『デッドプール』とこの『ヒットマン』。『ヒットマン』は怪しい超人がわらわら出て来るというので興味位で読んでみたのだが、主人公であるモナハンの(悪人専門の)殺し屋というちょいピカレスク入った部分と、生活感溢れるハードボイルド・マッチョぶりに惚れてしまった(第1巻の感想はこちら)。いまどきハードボイルドでマッチョなんてぇのはギャグなんだけれども、そういう滑稽さをきちんと了承したうえでキャラが成り立っているのが逆にカッコいい。 なにより《正義》だの《国家》だのを背負ってないことと、でも《良心》は少々持ってて《コミュニティへの愛》はたっぷり持ってるってこと、こういう部分もいい。モナハンはいつもは行きつけのバーで、似たようなむさ苦しい男たちとつるんでビールをあおり煙草を吸

    ダメダメヒーロー軍団「セクションエイト」が揃い踏み!〜『ヒットマン2』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    nikuzombie
    nikuzombie 2014/03/10
    犬溶接マン
  • 毛むくじゃらと毛無しの戦い!?〜映画『ホビット 竜に奪われた王国』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■ホビット 竜に奪われた王国 (監督:ピーター・ジャクソン 2013年ニュージーランド/イギリス/アメリカ映画) ■わしらのショバを取り返すんじゃあッ!! 毛むくじゃらのあいつらが帰ってきた!という『ホビット』3部作第2弾『ホビット 竜に奪われた王国』であります。映画が始まって、中つ国の情景といつもの面々が登場した時、観ている自分が「あーやっとこの世界に帰ってこれた」って思ったほど感激至極でしたよ。映画はIMAX HFR3D版で観てきました。 この物語、怪しい魔法を使う白髪の爺さんガンダルフにうまくまるめこまれたホビット「ちっこい」族のビルボさんが、ドワーフ「毛むくじゃら」族の皆さんと危険な旅に出るところから始まります。ドワーフ族の皆さんは大昔、東京ドーム100個分ぐらい(当社比)の黄金を所蔵する王国で我が世の春を謳歌していましたが、ヤクザもんのドラゴンにショバを奪われ亡国の民と化していた

    毛むくじゃらと毛無しの戦い!?〜映画『ホビット 竜に奪われた王国』 - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    nikuzombie
    nikuzombie 2014/03/04
    >「毛の多い者と毛の無い者との戦い」トールキンの世界が『ボボボーボ・ボーボボ』になってるのか。…すげえ!
  • 2013年:今年面白かったコミックなどなど - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    海外コミック編 〇ブラックホール / チャールズ・バーンズ ブラック・ホール (ShoPro Books) 作者: チャールズ・バーンズ,椎名ゆかり出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション発売日: 2013/06/26メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る今年一番衝撃を受けた海外コミック。海外コミックの奥深さを思い知らされました。 チャールズ・バーンズの『ブラックホール』は、こうした青春期の暗黒が無慈悲なほどに徹底的に描かれてゆく。この物語はそれ自体が血を流し、毒の吐息を吐き、苦痛の悲鳴をあげてさえいるように思えて仕方なかった。おぞましく、暗く、孤独で、惨めな青春の墓標。自らの青春期に、なにがしかの躓きを覚えたことのあるものならば、この物語の終焉に待つものに、静かな衝撃と深い共感を受けることは間違いないはずだ。個人的には2013年上半期に刊行された

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  • オレ的SF映画ベストテン! - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    というわけで前回の勿体ぶった前置きに続き、やっとワッシュさん提供:「SF映画ベストテン!」に行ってみたいと思います。 1位:地球に落ちてきた男 『地球に落ちてきた男』は、滅亡に瀕した故郷の惑星を救うために、たった一人で地球に訪れた異星人の孤独と漂泊の物語だ。この映画は、「自分の居場所はここではなく、どこか他の場所にあるのかもしれない」ということ、そして「でもだからといって、そこにはもう帰れないのかもしれない、自分は、場違いな場所で生き続けるしかないのかもしれない」というテーマを描いていた。「愛してくれている人は当は君の事なんて何も理解してなくて、そして、当に愛していた人達は、もうとっくに死んでしまっているのかもしれない。」、そして、「つまり、君は一人ぼっちで、孤独で、理解不能な有象無象の中で、一人で生きなくちゃならない」という《孤独》についての物語であり、「音楽を作ってみた。死んでしま

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    nikuzombie
    nikuzombie 2013/12/14
    SF映画ベスト10
  • ハングオーバーシリーズ完結篇『ハングオーバー!!!最後の反省会』は誰も二日酔いになんかなっていなかったッ!? - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■ハングオーバー!!!最後の反省会 (監督:トッド・フィリップス 2013年アメリカ映画) 飲みまくって記憶が飛んじゃい目を覚ましたらとんでもないことに!?という『ハングオーバー』シリーズの最新作、3作目にして完結篇の『ハングオーバー!!!最後の反省会』ですが、なんと今回、筋に関わる部分では誰も二日酔い=ハングオーバーしてません。泥酔もしてないし記憶も飛んでない。タイトルに偽りありです。まあしかしそんなに何度も酒飲んで失敗ばかりしていたら(正確には薬盛られてたりもしてましたが)、人としてどうとか言う以前に「性懲りも無くまた同じネタで焼き直し映画かよ」と飽きられるとでも思ったのでしょう。 確かに1作目の『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009年)こそハチャメチャな展開と「記憶を取り戻す」という推理要素が功を奏した傑作コメディでしたが、2作目『ハングオーバー!! 史上

    ハングオーバーシリーズ完結篇『ハングオーバー!!!最後の反省会』は誰も二日酔いになんかなっていなかったッ!? - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    nikuzombie
    nikuzombie 2013/11/19
    作品評も同感ですが、!の数の話に愕然。8個=ハって考えもしなかった…!
  • 御大フリードキンの『キラー・スナイパー』は奇っ怪な可笑しさに満ちた秀作ノワールだった!! - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    キラー・スナイパー (監督:ウィリアム・フリードキン 2011年アメリカ映画) ウィリアム・フリードキン監督と言えば『フレンチ・コネクション』や『エクソシスト』で名を馳せた大御所なんでしょうが、最近はあんまり名前を聞かないし、何やってるのかなあ?と思ったら目についたのが 2011年作のこの『キラー・スナイパー』。タイトルからしてなんだか安っぽいアクション映画を想像してしまったんですが、映画好きの人からは妙に評判がいい。いったいどのへんがどう面白いのかなあ、と興味半分で観てみたところ…これがなんと、シュールとさえ言える様な不思議な可笑しさとブラックな味わいに満ちた傑作だったんですよ! 確かに物語の骨子はよくあるクライム・サスペンスをなぞっています。しかし、この物語に登場する連中が、揃いも揃ってどこか変なんです。そのお話はというと、貧乏こじらせ過ぎたバカ一家が、保険金殺人を企てる所から始まりま

    御大フリードキンの『キラー・スナイパー』は奇っ怪な可笑しさに満ちた秀作ノワールだった!! - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
    nikuzombie
    nikuzombie 2013/10/01
    「なーんて余裕で言い切っちゃうだろう」同感。さすが巨匠というか、異常な中に作り手の余裕を感じる作品でした。
  • オランダ発・5人の大バカ大暴走!?~映画『暴走!ターボ・バスターズ』『暴走!ニトロ・バスターズ』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■オランダにバカがいた! オランダに、バカがいるという。それも5人組の、いずれ劣らぬ札付きのバカ集団がいるのだという。そしてそのバカ集団の映画があるという。映画の名は『暴走!ターボ・バスターズ』、その続編『暴走!ニトロ・バスターズ』。ターボなバカがニトロで暴走する。素晴らしい。素晴らしいではないか。これこそがオレの待ち望んでいたバカではないか!というわけでバカ好きであり自らも天に恥じることなきバカであるこのオレ様は早速ディーブイディーを借りてみたのであった。そして…そこで展開するバカとバカのしょーもない応酬に、オジサンすっかりメロメロのまいっちんぐ!な状態なのであった! さてそんな晴れあるバカ5人の名をここで紹介しよう。 ◎これがボンクラ集団バスターズだッ!? 寝取られ男リッカート!…兎並みに発情しやすくいつも股間にテント!おまけに人前でもセンズリをこく! おっとりバカのロビー!…妙に地味

    オランダ発・5人の大バカ大暴走!?~映画『暴走!ターボ・バスターズ』『暴走!ニトロ・バスターズ』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
    nikuzombie
    nikuzombie 2013/08/31
    オランダでマレット。これ観よう。
  • ロボット怪獣映画『パシフィック・リム』は「オレ的に・ムリ」でした - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■パシフィック・リム (監督:ギレルモ・デル・トロ 2013年アメリカ映画) 子供の頃TVでよく見ていた特撮ヒーロー番組がDVDのBOX-SETになって売っていたりする。ちょっと欲しかったりするけど、買ったりはしない。値段が高いこともあるけど、子供の頃はあんなに楽しんでいたあれらヒーローたちのドラマを今見ても、実は全然楽しめなかったりするんだろうな、と思うからだ。結局、それは単なるノスタルジーだからだと判ってしまうからだ。 ギレルモ・デル・トロのロボット対怪獣の戦いを描く映画『パシフィック・リム』、オレの好きそうな題材を描いているのに、何故だかあんまりノレなかったのは、「昔はこういうの好きだったんだよなあ」ではあっても、「今も現在進行形で好きかといわれるとどうかなあ」だったからかもしれない。 『パシフィック・リム』は要するに怪獣相撲、ロボットプロレスのお話だ。それは少しも悪いことではない。

    ロボット怪獣映画『パシフィック・リム』は「オレ的に・ムリ」でした - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
    nikuzombie
    nikuzombie 2013/08/17
    パシリム超最高!オレの臓物一式チェルノ・アルファに移植しちゃってよ!なオレですが、踏込みの浅さも感じた映画なんで、一部の絶賛よりはるかに共感した文章でした。
  • 『テルマエ・ロマエ』が完結した。 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    『テルマエ・ロマエ』、遂に完結しましたねえ。「風呂を通して描かれる現代日と古代ローマの文化比較論」みないな言われ方をしていた作、確かにそういった部分もあったにせよ、ホントはそういうメンド臭い話じゃなくて、「作者のダンナであるイタリア人を純日文化に置いて弄ってみたら面白かった」ってことじゃないかと思うんですが、作者であるヤマザキマリさんの自由な知性と想像力が結果的にとても含蓄ある切り口を見せた、ということなんではないでしょうか。さらに、かつての世界の覇者であったローマ人が日文化を、それも高度なテクノロジーそのものや胡散臭いジャポネスクみたいなものではなく、当たり前過ぎるぐらい日常的なお風呂という文化を称賛する様が、日人としてくすぐられるものもあったということなんじゃないかな。 でも、最初は現代日と古代ローマを行き来していちいちびっくりして見せる主人公ルシウスの様子が大変面白か

    『テルマエ・ロマエ』が完結した。 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
    nikuzombie
    nikuzombie 2013/06/28
    『テルマエ・ロマエ』には少し引っかかる部分があり、なんとなく読まなくなっていた。でもフモさんのレビュー読むと、その疑問に答えてくれていそうなんで、また読んでみよう。
  • 幻想の原始世界で繰り広げられる格闘FPSゲーム~『Zeno Clash 2』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    バーチャファイターを生み出した鈴木裕がルネサンス画家ヒエロニムス・ボスをアート・ディレクションに使い、ルネ・ラルーのSFアニメ「ファンタスティック・プラネット」とハリーハウゼン特撮の「恐竜100万年」を下敷きにしたFPSゲームを作ったら。それがこの『Zeno Clash』である。…というのはかなり褒めすぎだが、それだけ画期的であり特異で独創的な世界観を持ったゲームであることは間違いない。 幻想の惑星で展開される肉弾ファイト!〜ゲーム『Zeno Clash』/ メモリの藻屑、記憶領域のゴミ 奇妙な生物と住人たちが原始的な生活を営む謎の惑星Zenozoikを舞台に、不思議な鳥の神Father-Motherと主人公姉弟との物語を描く、2009年に発売された格闘アクションゲーム『Zeno Clash』の続編です。 このゲームがユニークなのは何よりも「FPS視点の格闘ゲーム」ということなんですね。銃

    幻想の原始世界で繰り広げられる格闘FPSゲーム~『Zeno Clash 2』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
    nikuzombie
    nikuzombie 2013/06/03
    これ面白そう。こういうのがドンドン売れて『アフターマン』とか『ポルノ惑星のサルモネラ人間』とかでもやらんかなあ。
  • 映画『クラウドアトラス』は時空を超えたアストロ球団だったッ!? - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ■クラウドアトラス (監督:ラナ・ウォシャウスキー/トム・ティクヴァ/アンディ・ウォシャウスキー 2012年ドイツアメリカ・香港・シンガポール映画) 奴隷制の未だ残る19世紀の過去から文明の崩壊した24世紀の未来へ、時空を超越した6つの物語が交互に描かれてゆくというグランドホテル形式の映画『クラウドアトラス』であります。 その6つの物語とは次のように成り立っているんですな。 1849年、南太平洋。奴隷売買を託された青年ユーイングは、その帰路で逃亡奴隷に命を助けてくれ、と懇願される。 1931年、スコットランド。作曲家志望の青年フロビシャーは天才作曲家の元に身を寄せるが、その作曲家は因業な頑固ジジイだった。 1973年、サンフランシスコ。ある女性ジャーナリストが原発関連の汚職を追及するが、殺し屋に命を狙われる。 2012年、イングランド。老編集長は金銭トラブルから逃げようと兄を頼るが、彼は

    映画『クラウドアトラス』は時空を超えたアストロ球団だったッ!? - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    nikuzombie
    nikuzombie 2013/03/18
    アストロ球団で爆笑。その勢いで鼻毛が抜けました。