2つめは、スパイシーソフトとのアプリ配信に関する独占契約から得られる収入だ。星野氏は作品をアプリ★ゲットのみで配信する代わりに、毎月一定の料金を得ているのだという。また、コラボレーション企画などで、作者以外が「チャリ走」などの名前を使ったゲームを開発する場合にライセンス収入を得ている。 3つめは、スパイシーソフトが運営する公式の有料アプリサイト「アプリ★ゲットDX」において配信したゲームの販売収入だ。個別課金タイトルの場合は売上の一部を、それ以外のタイトルについては、固定のゲーム提供料のほか、ダウンロード数に応じた一定のインセンティブを得ているという。 携帯電話の強みの1つに、課金システムが整っていることが挙げられる。PCインターネットの世界でも「ニコニコ動画」に代表されるように、個人が作品を制作し、発表するケースは多く見られる。しかし、それを収入に結びつける手段が少ないことから、「才能の
モバイルサイトの主な利用者は10代を中心とした若者だ。上の年代と比べ、よりクリエイティブな仕事にあこがれを持ったり、実際に何らかの活動をしたりするという傾向が強い。最近ではそうした活動の中から実際に収入を得て、プロとして活動するケースも見られるようになってきている。「恋空」などで話題になったケータイ小説はその代表例といえるが、他にもさまざまなジャンルで、ケータイの中からプロのクリエイターが生まれてきている。 今回はそうした中から、携帯電話アプリで年収1000万円を稼ぐクリエイターの事例を紹介する。彼への取材を通して、携帯電話で収益を得る手段や、プロとなるのに必要な要素などを考察する。 ブレイクのきっかけとなった「チャリ走」 穴や障害物をジャンプでよけるだけというシンプルさが受けた「チャリ走」。現在では「チャリ走2ndrace」「チャリ走世界一周」など多くの続編が作られている 携帯電話アプリ
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