覚せい剤取締法違反(共同所持)の疑いで、元タレントで住所不定の小向美奈子容疑者(23)が警視庁大崎署に逮捕された事件で、小向容疑者の尿から覚醒剤の陽性反応が出ていたことが29日、分かった。同署は小向容疑者を同法違反(使用)容疑でも立件する方針。 調べでは、小向容疑者は22日夜、昨年6月下旬に東京都新宿区の交際相手の男の自宅で、微量の覚醒剤を所持した疑いで逮捕された。逮捕当時、「私は覚醒剤というものは知りません」と容疑を否認していたが、採取した尿から覚醒剤の陽性反応が出たという。 小向容疑者はグラビアタレントとして活動していたが、昨年9月、「体調不良や精神的不安定などから、仕事上で支障をきたすことがあった。これ以上、芸能活動を支えることは不可能」などとして、所属事務所の契約を解除されていた。