去年11月に行われたバスケットボール女子のWリーグの試合で、「審判が意図的に不利益な判定を行い、社会的評価を低下させた」として、この試合で敗れたシャンソンを保有する会社が、主審を務めた審判員に対しておよそ3000万円の損害賠償を求める訴えを静岡地方裁判所に起こしました。 訴状によりますと、去年11月29日に愛知県豊橋市で行われたWリーグのシャンソン対デンソーの試合で、同点で迎えた終了間際に、副審がデンソーのファウルを判定したということです。 このファウルでシャンソンにフリースローが与えられましたが、デンソーからの抗議を受けて、審判団は「審判の笛よりも試合終了を知らせるブザーのほうが早く鳴った」と判定を覆したということです。 試合はそのまま延長戦に入り、シャンソンが敗れ、シャンソン側は「審判が意図的に不利益な判定を行い、社会的評価を低下させた」として、主審を務めた審判員に対して、およそ300