9月6日、時計の針が18時を回った頃、横浜の大型商業施設「MARK IS みなとみらい」の一画に人だかりができていた。 正面に据えられた巨大スクリーンには、CS出場権を争うベイスターズとスワローズの一戦がライブ中継されている。初回、トップバッターの桑原将志選手が盗塁を決めると、画面に熱い視線を注いでいた観衆から自然と拍手が湧き起こった。 この映像、実は“電波”ではなく“通信”、つまりインターネット回線を通じて放映されている。来季からJリーグと放映権契約を結んだことでも話題となったパフォーム社が提供するライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」のデモンストレーションなのだ。 「横浜DeNAベイスターズ バーチャルスタジアム powered by DAZN at MARK IS みなとみらい」と銘打たれたこのイベント(9/8まで開催)では、会場内にタブレットも多数用意され、DAZN