2013年9月14日に、シリーズ最新作となるカプコンの『モンスターハンター4』が発売となった。すでに国内出荷本数が200万本を突破したことも発表され、非常に好調なスタートを切っている。そこでここでは、最新作の発売を記念して同作のプロデューサーとディレクターであり、シリーズに長く関わってきた辻本良三プロデューサーと藤岡要ディレクターにインタビュー。前編では日本を代表するビッグタイトルとなった『モンスターハンター』シリーズはどのような設計思想で作られているのかなどについてお聞きしたが、後編ではこれに加えて最新作の『モンスターハンター4』では何が変わり、何が変わらないのか。さまざまな視点からディープなお話を聞いた。 ――『モンスターハンター』では、例えばある程度慣れてくるとマルチプレイで倒される直前に「ごめん!」という声が挙がったり、味方を吹っ飛ばして大変なことになったり、逆に偶然助ける結果にな