2016年は9月まで『二人の白皇』をスタッフ総動員で開発 20周年を迎えたアクアプラス。同社は1994年、有限会社ユーオフィスとして設立。1997年に社名を現在のアクアプラスへと変更し、これまでPC向けにはアダルトゲーム、家庭用ゲーム機向けには『ToHeart』や『うたわれるもの』、『ティアーズ・トゥ・ティアラ』など、人気美少女ゲームシリーズを中心にリリースしてきた。2015年9月には、『うたわれるもの』の13年ぶりの続編『うたわれるもの 偽りの仮面』を発売。同年11月28日、29日には東京・両国国技館で20周年記念イベント“大アクアプラス祭”が開催された。そんなアクアプラスの20年と今後について、同社代表取締役社長 下川直哉氏に話を訊いた。 (聞き手:本誌編集長 林克彦) ――アクアプラス20周年おめでとうございます。まずは、20年を迎えた感想、20年の総括を最初にうかがえますか? 下川