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2022年1月9日のブックマーク (3件)

  • 2020年の読むべき日本SF短篇が一冊であらかたカバーできる、竹書房文庫の年刊日本SF傑作選!──『ベストSF2021』 - 基本読書

    ベストSF2021 (竹書房文庫, お6-2) (竹書房文庫 お 6-2) 作者:大森 望竹書房Amazon2020年に発表された日SF短篇の中から、大森望が傑作をよりすぐったのがこの竹書房から刊行されたアンソロジー『ベストSF2021』である。2019年作品版の『ベストSF2020』が2020年の7月頃に出ていたことを考えると、21年の年末ぎりぎりに刊行されたこの『ベストSF2021』は書名も相まって21年の傑作が集められているように錯覚してしまうが、最初に書いたように発表年はすべて2020年のものなので注意。 20年は日SF、特に短篇が読めていなかったのではじめて読んだ作品が多かったという個人的事情もあるけれども、今回の『ベストSF2021』は、作品内容も僕の好みド真ん中をついてくるものが多くて、前年のアンソロジーと比べても高い満足感を与えてくれた。総作品数は11作家11作品、ペー

    2020年の読むべき日本SF短篇が一冊であらかたカバーできる、竹書房文庫の年刊日本SF傑作選!──『ベストSF2021』 - 基本読書
    ninamu
    ninamu 2022/01/09
  • 幻想再帰のアリュージョニスト(最近) - カクヨム

    私が「小説家になろう」に投稿を始めたきっかけが、このカルト的人気を誇る作品でした。 当時の衝撃を今でも覚えています。 とあるまとめサイトに紹介されていた作品を読んだとき、私は「こんなに自由に書いていいんだ!」と思いました。 サイバーパンク的なSF用語とハイファンタジーが高度なレベルで融合しており、それでいて物語がドラマチックで面白い。 物語の風呂敷がもう笑っちゃうほどクソデカに広がっていて、作者の好きなもの(?)がこれでもかと思うぐらいぎっしりと詰まっています。 そして、こんな書き方をしてもいいんだ、こんな書き方してみたい、と目からウロコが落ちました。 私の中で、小説の書き方の『幅』…続きを読む

    幻想再帰のアリュージョニスト(最近) - カクヨム
  • フランスで「日本を特集する雑誌」が大人気になっている理由(柳下 雄太) @gendai_biz

    ではあまり知られていないが、ここ数年日を専門的に扱うメディアの数がフランスで増えている。 もともとあった月刊誌Zoom Japonにくわえ、日仏両言語で両国の文化事象をとりあげるRevue Kokoや、より時事に特化したJapon Infosなどがあげられるが、注目すべきなのが従来のステレオタイプ的な西洋における日像からの脱却をめざし、2020年春に創刊したTEMPURA(季刊・発行部数5万部)である。 女子プロレスや即身仏についてのルポルタージュや、また平野啓一郎や川上未映子など現代日を代表する作家の短編小説やインタビューを掲載するなど、掲載されている記事も充実している。 日と同様不況の仏メディア業界で、類似の独立系雑誌ができては数ヶ月で潰れることも多い中、このような一見とがった内容で生き残りに成功しているTEMPURA は異彩を放つ。なぜこのような雑誌が今のフランスの読者に

    フランスで「日本を特集する雑誌」が大人気になっている理由(柳下 雄太) @gendai_biz