「京都ひきこもり大演説」は、無職とライターの中間のような存在である31歳の男・上田啓太がコラム的なことを書いていく連載です。今回、6年間人と会わずに本ばかり読んできた上田啓太が、読みやすい文章について考えてみました。ビジネスにも役立つはず! こんにちは、上田啓太です。 今日のテーマは「自己啓発書」です。もうすこし正確に言うならば、「自己啓発書はぜんぜん役に立たなかった」という実体験から、「なぜ役立たなかったのか?」という分析、そして「じゃあ、どうすりゃよかったのか?」というふうに進めていこうと思ってます。 さて、私の人生は22歳のときに行き詰まったんですよ。 行き詰まるというのは、「自分がどうすればいいのかさっぱりわからない」ということで、要するに、海に溺れているようなもんです。なので余裕がない。余裕がないが何か、とにかくすこしでも自分を浮上させてくれるものがほしい。そんなときに人は本を読