ドコモのコード決済サービス「d払い」が、大幅にリニューアルされたのは3月16日のこと。事前にアナウンスされてはいたが、アプリを開いた際に初めてUI(ユーザーインタフェーイス)が刷新されていたこと気付き、その違いの大きさに驚いた人もいるはずだ。ドコモのコーポレートカラーである赤を前面に打ち出したデザインは、白やベージュが基調になり、dポイントカードも画面上部のスワイプだけで呼び出せるようになった。 また、このリニューアルに伴い、これまで決済時に画面の遷移しかなかったd払いに、決済音が加わった。競合他社の決済サービスは当初から導入していたサウンドにも追随した格好だ。一大リニューアルを果たしたd払いだが、その狙いはどこにあったのか。同サービスのUIやUX(ユーザー体験)を担当したドコモのスマートライフカンパニー ウォレットサービス部の3人に経緯や成果を聞いた。 【訂正:2023年4月22日10時