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2019年4月20日のブックマーク (1件)

  • マルチンルター生涯の思想信仰

    この文章は1976年に「世界の思想家」(平凡社、全24巻)の第5巻として出版されたものの冒頭に載せた宗教改革者マルチン・ルターの生涯と思想/信仰の紹介としてまとめたものです。久しく絶版となっていたものを、リトン社が『マルチン・ルター 原典による信仰と思想』として2004年に新版の形で刊行してくれました。この「生涯と思想/信仰」に続いて、「聖書を読む」、「対決と形成」、「キリスト教的人間」、「フマニスムスとのかかわり」、「歴史に生きる」の5章にわたって、いずれもルター原典から選んだ彼自身の言葉が訳されていて、その信仰と思想に触れることができます。(著者 徳善義和) 思想と生涯  状況の神学者ルター 1.ルターの凝視したもの 体系家でなく 思想家には、多く体系家がいる。現実との戦いや、思想の内的な戦いをとおして、自らの思想を内にじっくりと構築し、それをひとつ、もしくは数少ないいくつかの主著によ