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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/laco (4)

  • ad-lib-comic-diary - 少女マンガと同人誌とパソコンの80年代〜90年代

    久々に娑婆に戻った感じで夜更かししているが(今日はである調にしよう)、80年代の証言を少しずつ書いていくようにしたい。Web2.0のブームで「総表現社会」などと言われているけれども、普通の人の表現欲のレベルでは80年代のコミックマーケットでかなりのところがすでに実現してしまったことである。2ちゃんねるやmixiに人が集まるのはそれがコミケットモデルに準じているからである(2ちゃんねらーもきっと女性のほうが多い)。80年代のパーソナルコンピュータの歴史も元をたどればアメリカ西海岸のサブカルチャーといえる。AppleIIが登場したのが1977年で、NECがマイクロコンピュータの組み立てキットであるTK-80を発売したのが1976年。私事ながら父は会社での生き残りを賭けて(笑)マイコンに没頭していたのでTK-80はいじらせてくれたがPC−8801以降はまともにさわらせてくれなかった。月刊アスキー

  • 「ポップカルチャーという妖怪」 - ad-lib-comic-diary (ただいま整理期間によりお休みです)

    のポップカルチャー政策を担当する委員会からが出されましたね。日のポップパワー―世界を変えるコンテンツの実像作者: 中村伊知哉, 小野打恵出版社/メーカー: 日経済新聞社発売日: 2006/05メディア: 単行スタンフォード日センター研究所長の中村伊知哉氏が世話役となってJAPA(日ポップカルチャー委員会)が結成されています。http://www.ppp.am/委員人数が現在259名というのはかなり多いんじゃないでしょうか。中村伊知哉氏といえば大学在学中にガール・ロックバンドの「少年ナイフ」のディレクターを務め、知る人ぞ知る存在。「少年ナイフ」は1985年に海外レーベル(SUB POPなど)からアルバムをリリースして、1990年頃から知名度が高まり世界的に成功をおさめ、やはりSUB POPレーベルに所属していたニルヴァーナの前座をつとめ、ソニック・ユースなどオルタナ系のミュー

  • これは便乗本なのか - ad-lib-comic-diary (ただいま整理期間によりお休みです)

    「テヅカ・イズ・デッド」に関する考察がid:genesisさんから出ていましたので読んでみました。その前に、また手塚が出たのですが、なんでみんな手塚を神様にしておきたいんだろうな。もちろん個人的な思い入れならそれはかまわないし客観的に見てその偉大さにけちをつけるつもりなど毛頭ないのですが、夏目さんが「手塚治虫はどこにいる」で「神様」手塚にできる限り中立的な立場をとった、あの姿勢が誰も彼も欠けているんじゃないでしょうか。手塚治虫=ストーリーマンガの起源 (講談社選書メチエ)作者: 竹内一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/02メディア: 単行ストーリー漫画の起源が手塚以前、戦前にまでじゅうぶんさかのぼれることは、いまや常識であることになっていなければならないんじゃないですか?と思うわけですが、これを講談社選書メチエで出すのはなんかの嫌がらせとしか思えません。私は大塚英志氏の評

  • いまマンガはなぜつまらなくなったのか - ad-lib-comic-diary (ただいま整理期間によりお休みです)

    「このマンガを読め!2006」を買って読んでみたが、低調で、いよいよベストテンも機能しなくなってきたと思わざるをえない。私はこれまでマンガはつまらなくなっていないと言い続けてきたが、自分自身にとってはつまらなくなっていないとしても、つまらなくなった、といわなければならないときが来ているように思える。もはや意味がないといわれてずいぶん経つベストテン企画だが、アンケート回答者は52人で、一人の持ち点が15点、つまり総点数は780点しかないのだから、11位にランクインした作品の得点がようやく10点、以下13位9点、16位8点、21位7点、27位6点、33位5点となっている。規則としては、ベスト5を選んで15点の持ち点から7点を上限として割り振る決まりになっているが、1作に最高で7点入れている人が何人かいて、5点になると数多くの人が入れているのだから、一人の票でそれほど大きく順位が左右されるのでは

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