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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/sunafukin99 (8)

  • 「負け組」への屈折した感情 - すなふきんの雑感日記

    拙エントリへのトラックバック。かなり長くなるが引用させていただいた。http://www.webees.jp/keynotes/2009/02/post_25.phpさて、青の国は、日とは正反対の国が集まっている。割と不確定な要素に強く、職場の成績や達成感よりも住環境に関心があり、なるべく競争で負ける人を作らないような国だ。いろいろやてみて失敗したんだったらしょうがないよね、助けてあげよう、ということだ。北欧は海運や貿易に頼っており、男が外に出ている期間が長いので、女性が留守中国を守っている。だから男女の権利が同等なのだと言われているそうだ。この青のグループから「ワークシェアリング」を持ってこようと、雇用側の人たちが提案している。これは相当にアヤシイと考えていいだろう。勝ち組の人たちが、タダで弱者に優しくしてくれるはずなんかないからだ。弱者=怠け者であり、負けたらどうしようという不安感が

  • アホらしくて話にならない - すなふきんの雑感日記

    今日の「たかじんのそこまで言って委員会」で政府紙幣の話題があると言うのでとりあえず見てみた。高橋洋一と宮崎哲弥がいくら筋道立てて説明しても司会の辛坊治郎はどういうわけか最初から聞く耳持たず、話をさえぎってばかり。政府がおカネ刷るなんて円天そのものだとか、もうとにかく話にならなかった。番組構成も最初から政府紙幣の胡散臭さを演出してたり、ゲストに丹羽春喜教授*1を呼んできたりと、何か最初からイメージダウンを狙ったかのようなもので失望した。いくら「この程度の額」ならインフレの恐れはなく何の負担もなく出来るんですよと言われても、ぐだぐだと歯止めが利かないんじゃないかとか言い出すし、しまいに「そんなことやってたら国民は税金も払わないでいいと思うようになる。モラルはどうなるんだモラルは!」なんて半切れ状態。そして最後は政府は信用できない、そんな政府に紙幣発行権与えるなんてとんでもない、ということで強引

  • むしろ現代の方が「倫理意識」は高いんじゃないの?(追記あり) - すなふきんの雑感日記

    品偽装から何から最近企業の不祥事が話題になりすぎのような気がするが、これって何も今に始まったことじゃなく今までは問題にならなかったような事柄が問題になるようになっただけなんだろう。つまり基準の網の目が小さくなってより細かいものまで捕捉する様になったということで、何も昔は道徳観・倫理観がしっかりしていたからそういう問題そのものがなかったのではないということだろうと思う(むしろ今より余程いい加減なことは多かったはず)。もちろん、このことが望ましいことかどうかはまた別問題だが、事実としては社会の倫理基準が厳しくなりつつあるということは言えるかと思う。マスコミ(左右とも)などは鬼の首を取ったように騒ぎ立てる傾向があるが、人々の倫理意識の「低下」が各種不祥事をもたらしているというより、むしろ逆ではないだろうか。そうでなければマスコミの「煽り」にも人々は反応しないだろうからだ。むしろ今の人間の方があ

    nisemono_san
    nisemono_san 2007/10/31
    潔癖症になっているのかなと思うことは常日頃考えることです。
  • 政治的無関心こそ健全な証か? - すなふきんの雑感日記

  • 人間はもともと騙されやすい存在 - すなふきんの雑感日記

    ■[世相その他]人間はもともと騙されやすい存在 マインドコントロールは人間が普段営んでいる社会関係を保つための原理を拡張し組織化したものにすぎない。 専門家筋からカルトとして認識されている宗教にしても、その勧誘の際にはサークル活動など最初は宗教色を消した形で自然な形でまずは人間関係を作り上げようとする。その後に徐々に「題」に入ってゆくというパターンだ。「洗脳」と言っても別段人間にとって格別不自然な状態ではなく、日常生活で無意識に行われている家族関係や友人関係や会社での組織の関係と質的に異なるものではなくその延長上にあるものなので、信者が宗教以外の部分でごく普通に見えるのも至極当然のことだ。それどころか彼らが最初とてもいい人で魅力的に見えたりする場合さえある。 カルト宗教に限らず悪質商法などでも共通するものがここにはある。いかに用心深く騙されない自信がある人でも、彼らプロにかかれば落とす

  • 経済成長なき格差論の救いようのなさ - すなふきんの雑感日記

    ■[世相その他]経済成長なき格差論の救いようのなさ 戦後の日は世界で最も成功した社会主義と揶揄されるほど平等主義的で格差の少ない社会だったというのが世間の通説らしいが、その解釈がはたして正しいのかははなはだ疑わしいところがある。 一億総中流などという言説が流れるようになった時代は経済が高成長を実現した後だったことを考えれば、その実質は平等主義的な再分配政策の結果というより、全体のパイが著しく大きくなった結果、ほとんど全ての国民の経済力が底上げされたことが大きく寄与したというのが事実だろう。大富豪と庶民の相対的格差そのものは厳然と存在していたことは間違いないが、経済成長で低所得層の生活が大きく改善されれば高所得層のそれより豊かさの体感効果は大きくなるはずだ。しかし資主義が資家による搾取を通じて必然的に格差拡大に結びつくというマルクス的な経済観が根強かった日の論壇やメディアでは、いかに

  • 保守派の観念主義化は自壊への道 - すなふきんの雑感日記

    ■[世相その他]保守派の観念主義化は自壊への道 産経新聞は靖国問題にしても対中関係にしても相変わらず強硬な方針らしく、この問題がこじれることによるビジネス上の具体的な支障を指摘すると即座に「国益よりビジネス=金儲けの方が大事なのか!」と「国益」を全面に押し出してくる。しかし一般の国民にとって何が最優先事項かというと間違いなくビジネス=金儲けであることは明白なのに、この新聞は一体何を考えているんだろうか?中国がこの問題を政治的に利用していることは確かだし、中国の恫喝に屈した形になることは主権国家としてあってはならないことだという主張はもちろんその通りだが、では国民の一部にあるような対中国交断絶にまでもっていこうとする非現実的な意見を後押しするような子供じみた態度を見せることが何の意味があるのか、これもさっぱりわからない。この新聞の論調を見ていると現実的な保守主義というより、何か観念的で倫理的

    nisemono_san
    nisemono_san 2006/08/17
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  • はた迷惑な正義の味方について - すなふきんの雑感日記

    バブル華やかなりし頃、日のメディアでは盛んに「持てるもの」と「持たざるもの」との資産格差の拡大が懸念される記事が踊っていた。一般のサラリーマンは一生働いても満足な家一つ買うことが出来ないのに、都心の一等地を所有する者は土地の値上がりでウハウハだ、というような調子だったと記憶している。そこで「世論」に後押しされるかたちで意図的なバブル潰しが行われた結果、深刻な経済停滞が長期にわたり日を襲ったわけだ。バブル潰しを歓迎しこれで庶民が報われるなどと叫んだ某有名評論家もいたそうだが、その後彼らの予想通り一般庶民は当時より豊かになったのだろうか?この際彼らに詐欺師の称号を与えたいと切に願うところだ。現在喧しい格差論議もどこかこれに似ていないだろうか?最近景気は回復しているといわれるが、相変わらず庶民はその恩恵を受けず、一部の特権的階層の者ばかりが大儲けしている。バブル当時の主役は土地長者だったが今

    nisemono_san
    nisemono_san 2006/06/12
    まあ、そうなんだけど、サヨクベクトルから考えると、不良債権問題が無かったか、あるいは景気が進めば解消されるみたいな話になりそうな。あと労働者の職場改善問題とか。
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