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ブックマーク / j.ktamura.com (9)

  • 成長したい奴こそ大企業に行け | quipped

    流行り廃りは世の常であるが、間違いなく今、ベンチャーは流行っている。会社を模したサークル活動から、野球の球団を持ってたり、上場しているような会社ですら十把一絡げでベンチャーと呼ばれる日なので、どこまでをベンチャーと言っていいのかわからないが、いわゆるネット系の会社の人気ぶりは、一昔前の外資金融・コンサルを彷彿させる。 筆者も、投資家からお金を調達している比較的小さい会社(まあベンチャーだね)で働いているのだが、そういう立場から常々思っていることを、これから就職を考えている学生さんたちに伝えたい。 成長したい、と思ったら、ベンチャーに行ってはいけません。大企業に焦点を絞って就活することを心底勧めます。 以下、ぼくなりの理由を少し書こうかと思う。社員500人以上の会社では働いたことがないので、大企業に関する部分は割と想像かもしれない。ただ、今の会社は6人の時から見てきたりしていて、いわゆるベ

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  • スタートアップの現実:Dropbox版 | quipped

    Dropboxの最初のインターンかつ古株の一人、Albert Niのイリノイ大学での講演。 世の中スタートアップのことを書いたやブログは仰山あるが、たったの200数回(3/12/2014時点)しか閲覧されていないこの講演ほど、歯に衣着せぬ表現でスタートアップ業界を語った講演も珍しい。 英語だし、Niさん早口なので、個人的に大事だと思ったところにリンクを貼っておく(リンクを踏むとYouTubeで、指定の部分から再生される筈)。どれだけYouTubeさんにトラフィックを貢献するつもりだ、おれ。 スタートアップだからといって必ずしもインパクトのある仕事ができるわけではないし、日々の仕事が楽しいわけでもない スタートアップで働くのは、「チョウキモチイイ」から スタートアップの超立方体理論 スタートアップ:どうせ失敗するし、絶対金持ちにもなれない スタートアップ=スキルx運 スタートアップ業界には

  • Hipchatの盲点とコミュニケーション能力 | quipped

    いきなりだが、うちの会社では、Hipchatというチャットツールを使っている。社員が2つの時間帯にまたがって活動しており、さらに目を見張るスピードでいろいろな社内プロジェクトが進むので、電話やミーティングといった同期的コミュニケーション手段だけでは、どうしても連絡漏れが起きてしまう。というか、時差がある以上、電話もミーティングも、できる時間帯が限られてしまうので非同期なコミュニケーション手段で補完せざるを得ない。非同期といえば、メールも大事な連絡手段だが、対話的なやり取りでは、Hipchatの方が全然適している… と、最近まで思い込んでいた。 それ相応に会社が大きくなってきて真っ先に気がついたのは、全員が必ずしもHipchatを使いこなしていないことである。当初は、「なんでお前さんHipchatのレスが何日も来ないんだ」とか「急ぎの用事じゃないなら、口頭だと集中力が乱れるからHipchat

  • なかば人類学的にFacebookを振り返る | quipped

    元Facebook社員であるKatherine (Kate) Losseが書いた回顧録"The Boy Kings"を読んだ1。 Johns Hopkins大学の博士課程で英文学を学んでいたLosseは、Californiaの日差しに惹かれ、博士課程を去り、San Franciscoでのコピーライターの仕事を経て、2005年、顧客サポートとしてFacebookに入社する。その後、プラットフォームとローカリゼーションのプロマネを歴任し、最終的にはその文章力を買われ、Mark Zuckerbergのゴーストライターとなる。2010年、5年間勤めたFacebookを辞め、満を持して書き下ろしたのが、"The Boy Kings"だ。 "The Boy Kings"—「ガキ大将たち」とでも訳すのだろうか—というタイトルは、Facebook創立時の、青臭く幼稚で、時として(特に女性社員に対し)配慮の

  • エンジニアの面接でアルゴリズムを組ませる理由 | quipped

    @shibataismさんが、日経Bizアカデミーに「日エンジニアはシリコンバレーで通用するのか?」という記事を書いている。 「僕は文系だけど、エンジニアとして一流だ」と自己主張する人がいますが、採用側から見て実際にそうであることは稀です。シリコンバレーの企業では、採用面接の際に「 ○○アルゴリズムを書いてみてください」といったように、具体的かつ実践的な課題が出されます。こうした面接で、文系の人は(そもそも大学できちんと勉強したことがないので)適切な回答をするのが難しい場合が多いのです。 とあるのだが、アメリカの大学で数学を勉強し、プログラミングは独習したソフトウェアエンジニアとして1、少し補足してみたいと思う。 「文系」だからといって諦める必要はない これはまあその人の経験によるのだろうけど、文系出身のエンジニアだからといって諦める必要はない。[平林さん](https://falla

    nisemono_san
    nisemono_san 2011/11/30
    何気に註に書いてある「一応コンピューターサイエンスの学位は持っているが、一行たりともまともなコードを書かずに卒業できてしまった。」って案外重要なんじゃないか。(文系でも全然本読まない奴いるし)
  • 私はエンジニアである。実績はまだない。 | quipped

    たまに「どうやったらエンジニア1になれるんですか」と聞かれる。2006年に「トップランナー」に出演したリリー・フランキーの言葉に答えがある。 よくイラストレーターになりたいっていう人と話すときがあるんですけれどそんなもん、なりゃいいんですよ。免許なんか要らないんだから。どうやったらなれるのですか? と言えば 名刺に「イラストレーター」と書きなさい、っていうそれだけのことですよ。 「イラストレーター」を「エンジニア」で置き換えればいいというのがぼくの答えだ。免許が必要な医師・弁護士・建築士などと違って、エンジニアなんてのは、そう名乗った瞬間からエンジニアだ。 「そんなことはない!コードが書けなきゃエンジニアじゃないよ!」という声が聞こえてくるのでコードを書いてみよう。ワードでもノートパッドでもなんでもいいからエディタを開いて、次のコードをコピペしよう。 <html> <body> 蒼井優大好

    nisemono_san
    nisemono_san 2011/11/26
    HTMLをマークアップ言語として、CSSと分離して、文章構造をちゃんと作ることが出来る人なら、既にコードのことをそれなりに理解出来る人だとは思う。(案外、これが難しかったり……)
  • 最初に覚えるべきプログラミング言語って? | quipped

    どのプログラミング言語を最初に覚えるべきかとたまに聞かれる。聞き手はさまざまだ。アカデミアの人や営業をやっている同僚、トレーダー時代の元同僚など。まあ、こんなエセプログラマーに聞いている時点で既に間違っているのだが、今まではテキトーなことを言ってきた。 やっぱプログラムを始めるならC言語で基礎からじゃないっすかねー JavaScriptだったらブラウザで走りますし、お手軽ですよ! Pythonいいっすよー読みやすいし 日人ならMatzに敬意を表してRubyじゃないっすか 数学者なら意外とHaskellがとっつきやすいかも... 我ながら無責任なものである。RubyとHaskellにいたっては書いたことすらない。なんでこんないい加減な受け答えをしてきたかといえば、どの言語でプログラミングを覚えるかは、さほど重要ではないと考えているからだ。例えば世界的にウンコ言語とされているPHP1でも優秀

    nisemono_san
    nisemono_san 2011/11/08
    つまり、最初に覚えるプログラミング言語はbashということですね(違います)
  • 雑誌の未来(本とネットの間で) | quipped

    ぼくは雑誌を読んで育った。新聞記者の息子なので新聞も読んだが、何より雑誌を読んで育った。週刊朝日・週刊文春・AERAはほぼ欠かさず毎週読んだし、エッチな知識は大体週刊ポストで仕入れた。その日のことをダーッと羅列してある新聞より、記者がじっくり時間をかけて取材し、それを原稿用紙20枚から30枚の長文にまとめた雑誌の方が、ストーリー性があり、書き手の想いを垣間みることができて好きだった。上記の雑誌は、中学1年くらいから読み始め、14歳で渡米した後も続けて読んでいた。日の雑誌を読まなくなったのは、親元を離れ大学に行ってからだ。 大学を卒業したころには渡米後8年が経っており、英語も大分わかるようになったので、2008年ぐらいから徐々に英語でも雑誌を読むようになった。といってもぼくはケチなので、もっぱらオンラインでEconomistやNew Yorkerを読んでいた。特にNew Yorkerは大好

    nisemono_san
    nisemono_san 2011/10/27
    「今きた、三行で」
  • 難しい英単語とドヤ顔 | quipped

    それなりに英語を知っている人ならわかるかもしれないが、英語にはどう考えても使う必要がなさそうな変な単語がある。いくつか例を出そう。 non sequitur まず断っておくが、これはnonとsequitur合わせて一つの言葉だ。大体の意味は「ナンセンスなこと・関係ないこと・論理的じゃないこと」という感じだ(詳しく確認したければココに色々書いてある)。この単語、あまりにもちんちくりんなので、どこで覚えたのかさえ覚えている。大学時代、ちょっと太めだけど小動物系の顔をしていたまあまあカワイイ女の子がクラスにいて、宿題とかを一緒にやっているうちに仲良くなって、オンラインでよく話すようになった。なぜか知らないが、ぼくは親しくなると男女問わず哲学的な話をしたがる。ある時論理をこねくりまわしたような話をオンラインで彼女としていたら、自分でもよくわからなくなった。そしたら彼女がこう書いてきた。 LOL n

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