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ブックマーク / sfll.hateblo.jp (6)

  • 降臨賞非応募作品 『キャッチャー・イン・ザ・ワイ』 - 生首の『・・・・・』

    僕の住む町じゃ空が落ちてくる。 この町は田舎らしい田舎で、つまり何もない町だ。大したものとか見るべきものとか、そういったものは。 ただ一つ特徴と言えるようなものを挙げるとしたら、Y町という名前――イニシャルではなく正式名称で、僕たちの保険証にアルファベットを記入するために、断固ウガイ?とかいうおっさんが会社を立てたとかなんとか――その由来となった、年季の入った櫓が駅前広場にある。根元を地面に突き立て、空に向けて大きく開いた先端を二つ結んで、日古来の製法で作られたゴムっぽいものが垂れ下がっている。 想像しやすいよう似たものを挙げれば、スリングショット。あれをアホみたいにでかくして、塗りたくられた漆でぬらぬらしているもの。そう思ってもらえばいい。 年に一度の夏祭りで、僕たちは町一丸となって、女の子を空にぶっとばす。 落ちてくる空を、蹴っ飛ばして弾き返すために。 隣の娘さんである八智子さんが、

    降臨賞非応募作品 『キャッチャー・イン・ザ・ワイ』 - 生首の『・・・・・』
  • 非モテ理賞非提出作品「人妻blogger 泥田坊さん」 - 生首の『・・・・・』

    「記号に喰わせる意味はねえ」 「アフィリエイトがなければ路上で詩を売ればいいじゃない」 泥田坊ネギ子 オカルト暴欲カリスマ節約主婦bloggerとしておなじみであるところの泥田坊ネギ子さん。 今日も今日とて、ペットボトルを再利用してentryできないか考えていたら、思いついちゃいました! 「なぜ衆生はデータベースに価値を見るのかしら?これエントリviaの種になりませんか?」 おやおやネギ子さん。そんなことを考えている間に子供が洗濯機に溺れていますよ。 ネギ子になぜかつきまとう糸井ブラヒモビッチ重里の亡霊もうなずいています。 「ワ〜オ。ネギ子サ〜ン。ワタシ思ウニ、消費者ドモガ〜消費者ノ癖ニ〜 copy writing シヤガルカラダト思ウヨ〜」 「なるほどね重里。言葉にくれてやる価値なんか犬に喰わせろもったいない。ってことね。これは節約ポイントだわ。naoya家の裏技としてアイディアポイント

    非モテ理賞非提出作品「人妻blogger 泥田坊さん」 - 生首の『・・・・・』
  • 輝くほうのポケットから、帽子をとりだす 2006/09/25 演劇における著作権の取り扱い

    自分用メモ。 http://d.hatena.ne.jp/peat/20060922 http://neverland.exblog.jp/4339073/ 考えた発端はこれらで紹介されている件。 問題とされてるのは2つ。 三谷作品を 商業劇団が お金をとって 無断で上演した。 三谷作品を 高校演劇部が 無償のコンクールで 無断で上演した。 三谷幸喜氏のスタンスは、以下のよう。 http://www.parco-city.co.jp/play/play_new/onegai/ 白水社「オケピ!」のあとがきにも同様の記載あり。 で、一般的に他人の脚を借りて上演を行う場合。 http://www.jpwa.jp/main/docs/KyodoTeigen.html 日劇作家協会が提唱するスタンス。 これが現場ではどう運用されてるかっつーと、 http://www.nevula.co.jp/

    輝くほうのポケットから、帽子をとりだす 2006/09/25 演劇における著作権の取り扱い
    nisemono_san
    nisemono_san 2006/09/26
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  • 2006-07-05

    Fine. (1) 作者: 信濃川日出雄出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/06/30メディア: コミック購入: 1人 クリック: 127回この商品を含むブログ (46件) を見る全並行世界の俺に告ぐ。読め。 表現に度肝をぬかれると吐き気を催す。描写が琴線に触れると悪寒が走る。読んで、吐き気がし、悪寒に襲われ、咳が止まらない。病気じゃないかと言われても困る。病気である以上にぼんくらだ俺は。俺たちは。3億の精子と30億の卵子と無限大の可能性をもってしても、全ての俺たちはぼんくらだ。 クボヅカ先輩が空を飛んだ時、少しの憧れと嘲りを感じ、しかし、自分は飛ばなかったと悲しみにくれる者は、幸いにしてぼんくらではない。ぼんくらというのは、「俺だってあんときゃ飛んだんだぜ」と思ってしまった者である。俺だ。そのような自分語りするものもまた等しくぼんくらである。 何も残さない者も、何かを残してしま

    2006-07-05
  • 妄想ディテール - 生首の『・・・・・』

    ゴールデンウィークにやりたかったこと行きたかったとこがこんなにあるんだよ。というのを書いてみる。わぁすごい豊かだね。お金持ちだね。まさにゴールデンだね。でもそれ書いただけじゃん。一個もやってねえじゃん。と指摘されるとへこむ。でもやるんだよ。 井の頭公園CD配布オフ(http://fragments.g.hatena.ne.jp/nisemono_san/20060502/1146547930)に行く。 僕の大好きな3つのイン、インタネッツ・インディペンデント・インストロメントゥ・淫乱を楽しめそうだったので。しかし蓋をあければ全員断片部のオフ会。言及される上、うまいこと言わなければ言及もされない。ひどい。羞恥プレイだ。より一層行けばよかったという悔しさが。ハンカチギリギリ。 それはそれとして音源は聞きたい。 初対面の人と会う場合狂人だと思われるキャラを用意しておくのだけど、そのメモを公開しち

    妄想ディテール - 生首の『・・・・・』
    nisemono_san
    nisemono_san 2006/05/09
    参加したかったという人。次回あったら是非
  • 輝くほうのポケットから、帽子をとりだす - 朝が来たよ。

    ニーツオルグのいない、朝が来たよ。 おはよう。すれちがうだけ。 こんにちは。そこにいるだけ。 さようなら。いなくなるだけ。 すっかり忘れてしまうだろうけど、それだけなんだ。 終わってしまったから、たまには思い出せるかもしれない。 それだけのことなんだ。 じゃあ別れの言葉を唱えよう。 ふさわしい言葉で唱えよう。 ただただただただ、無くなったものへ。 ごちそうさまでした。

    輝くほうのポケットから、帽子をとりだす - 朝が来たよ。
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