京都大学保健管理センター 京都大学保健診療所 (第12号) 2009.7発行 <逃避・気晴らし型> 1.しばらく、問題から遠ざかっていた 2.旅行に出かけた 3. 「重要なことではない」と自分に言いきかせた 4.趣味に没頭した <認知的再評価型> 1.直面している問題について良い点を挙げてみた 2. 直面している問題について、第三者の見方を取り入れた など など <センター所長のコラム> 京都大学保健管理センター所長 川村 孝 ストレスのない人はおそらくいないでしょう。また適度のストレスは必要とさえ言われています。問題は、その ストレスを過重でない範囲にとどめ、対処する能力を身につけることです。いろいろなアプローチがありますが、 人により、 また同じ人でもそのときの状況により、 最善の方法は異なります。 心をコーピングというバネで支えて、 ストレスをソフトに受け止めたりやり過