「カレーはスパイスとハーブの芸術品」といわれています。 カレー粉 カレー粉には実に何十種類ものスパイス&ハーブが使われており、それらが生み出す深い味わいは、日本の食文化にも根付き、多くの方に愛されています。 カレー粉は、カレーの本場であるインドには元来は存在していなかった、イギリス発祥のミックススパイスです。カレーは18世紀後半、インドに赴任していたイギリス人が米やスパイスを自国に持ち帰ったことがきっかけとなってイギリスに広まり、その後、イギリスでも簡単にインド料理(カレー)が作れるようにカレー粉が生み出されました。 このため、インドではあまりカレー粉は使われません。 カレー粉に使うスパイスに決まりはありませんが、日本で市販されているカレー粉には、通常20~30種類のスパイスが使われており、各メーカーによって使用原料の種類や配合割合が異なっています。 一方、ガラムマサラは、インドを代表する