『圏論は面白い』というタイトルからは、圏論を理解している人が解説をしているように見えるかもしれないが、そうではない。Haskell のモナドの使い方がわからなかったので圏論に挑んでみたが、結局は理解できなかった。しかし、圏論の参考書をわからないなりに読んでいるうちに、Haskell のプログラミングの参考になるようなアイディアに気がついたので、少し書いてみたい気がする。 Haskell のモナドを理解するためのきちんとした数学的な解説で分かりやすそうに見えるのが、『モナドへの近道・Haskell からの寄道』という記事だ。以下の記事は、この記事からの引用ですすめていきたい。 上の参考書の最初の『基礎知識の準備』のセクションの冒頭に出てくる定義が「メタグラフ」の定義だ。以下に引用する。定義 1 (メタグラフ metagraph) メタグラフは射 (arrow) と対象 (object) とい
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