日々の修練に「パス」は重要……といっても球技ではなく、コマンドサーチパスの話。この設定を忘れると、ビギナーは使いたいコマンドが見つからずに泣き、パワーユーザーは舌打ちしつつ~/.profileや~/.bashrcあたりをイジることになる。 そのコマンドサーチパス、OS XではLeopardのときに改良されている。PATH環境変数が参照されることは、UNIXの流儀そのままだが、新設された「/usr/libexec/path_helper」コマンドを使うことで、管理を単純化したのだ。なお、このpath_helperコマンドはLeopard当時シェルスクリプトだったが、Snow Leopardの現在ではバイナリ化されている。 このpath_helperは、実行されると/etc/pathsの内容を読み込み、PATH環境変数に設定する。そのためLeopard以降のシステムでは、どのようにシェルが起動
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