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ブックマーク / totodaisuke.weblogs.jp (6)

  • ライフネット生命に対する批判記事への反論

    日発売の週刊ダイヤモンド(2009年3月14日号)。 プロが選んだ 自分が入りたい保険 入りたくない保険 という特集記事のなかで、17名の保険に詳しいFP/保険ジャーナリストが「自分が入りたい保険」を投票しています。 その中で、生命保険の中核となる死亡保障について ライフネット生命の「かぞくへの保険」が12票を獲得して1位に選ばれました! パチパチ~。 生命保険の中核となる死亡保障について、プロの方が17名中12票も入れて下さったことは大きな励みになり、皆さんの安心材料にもなるのでは、と考えています。 さて。このように、生命保険会社に対して辛口なプロの皆さんに「役に立つ」と選ばれたこともあるので、そろそろ ライフネット生命が別に安くないし、役にも立たない件について という2008年8月の話題の記事についてコメントしようかな。「ライフネット生命」や「ライフネット生命 評判」でGoogle

  • 東大改革

    東大が、色々と変わろうとしているらしい。弊社社長の出口は前職で「東京大学総長アドバイザー」なる役を務めていたこともあって、以前から小宮山総長が熱心に改革を進めようとされていることは聞いていた。今朝、学生を対象に「アントレプレナー道場」なる授業をもたれている先生と、「東京大学エッジキャピタル」なるベンチャーキャピタルの方がお見えになって、直接お話を伺う機会に恵まれた(今度、学生さんを相手にお話することになりました)。 キャンパス内にある起業家の寄付を受けてアントレプレナーセンターなる建物を設置したりもしているらしく、学生の頃からアントレプレナーシップを育もうとする一連の取り組みは、極めて意義深いことだと思った。もちろん、実際には卒業後すぐに起業する人たちがそれほど多くないとしても、多くの学生が一度企業勤めを経験した後にでも「アントレプレナー」という選択肢がキャリア上あることを意識してできてい

  • なぜ株式投資はもうからないのか

    月曜日の夜はRTCカンファレンスにスピーカーとして参加する。今回は保田君の新著、『なぜ株式投資はもうからないか』の出版記念イベントも兼ねているとのことなので、予習として彼の問題意識を知っておくべく、同書を手に取った。 まず、個人投資家が中長期的に安定的な投資を行っていく上で、知っておくべき知識、あるいは「ゲームのルール」を知らないまま、ほとんど博打状態でマーケットに参加していることへの懸念は、共感する。それに対して警鐘を鳴らすことが書の一番の狙いであるように思った(タイトルがそれを表している)。 昨年の夏に帰国後、株をやっている友人に「ヘッジファンドで色々と面白い運用方法を見てきたので、教えてあげようか」と話したところ、「年率10~15%でまわすなんてことには興味ない。短期で数倍を狙えないと面白くない」と言われて、ああそうか、そういえば麻雀・パチスロが大好きなばくち打ちだった彼にとっては

  • 賢者からの手紙

    世界一の投資家であるウォーレン・バフェットの名は聞いたことがある人が多いと思うが、彼の投資活動の母体となっているのが Berkshire Hathaway という保険会社であることは、わが国では意外と知られていない。 HBSの仲間に、「新しい保険会社を作るんだぁ」と話すと、皆が「あぁ、お前は日のバフェットを目指すんだね」と言われる。それはそれで、悪い気がしなかったりする(笑)。 バークシャーの実績を見ると、なぜバフェットが伝説的な投資家として、米国であがめられているかが分かる: 保有する有価証券の一株当たり時価 ・ 1965年: $4 ・ 2005年: $74,129 (年率28%) しかし、彼が尊敬されるのはこのような投資実績に加えて、保有している同社の株を売却せずにネブラスカの片田舎で質素な生活を続けていること、そして世の中を見渡す鋭い視点と、ユーモア溢れる人間味溢れるキャラクターで

  • バリュー投資とZAiとジャズと

    山口揚平さんは著作の「なぜか日人が知らなかった新しい株の」が10数万部のベストセラーになった方。肩書きも業の「ブルーマーリンパートナーズ代表取締役」のほか、「ファンダメンタル投資家・作家・企業家」と色々あってカッコいい。僕もいつかは「作家・企業家」という肩書きになれるかなぁ。山口さんとはブログ経由で知り合い、出版パーティにも来て頂き、先日ランチをご一緒して格的?にお友達になった。 山口さんは非常に正統派のバリュー投資を勧めており、自社のHPで右上のような簡易バリュエーションソフトを無料で提供している。これは、投資銀行やヘッジファンドで働くアナリストであればまず最初にやる作業(有価証券報告書をダウンロードしてエクセルでバチバチ)なので、非常によくできている。もちろん、実際には細かく財務諸表の項目を見ていって訂正を加えていくのだが、まぁざっくりでもこういう分析をして、割高になっているよ

    バリュー投資とZAiとジャズと
  • ワタシの競争戦略

    今朝は8時からオフィスの近所のカフェでMBA友達と進路相談的朝会。いま流行のヘッジファンドの業務内容について知りたいとのことで、焼きたてパンと煎れたてコーヒーを飲みながら、知っている範囲のことをお話する。 ひと通り説明したあとに、彼に言った。ファンドもいいけど、もっと君の事業会社での業界経験と米国西海岸MBAで得た知見・人脈などを活かした、「自分ならではのキャリア」っていうのを見つけられたら楽しいのになぁ、と。 以前、コンサル会社のヘルスケア担当のパートナーに聞いた話。マネージャーの頃、彼のファームではヘルスケア業界に特化しているコンサルタントはほとんどいなかったため、早い段階からずっとヘルスケア一筋でやっている彼はいつの間にかグローバルでもかなりの権威になってしまった。 そこで彼が言う。多くの若手コンサルタントが、華やかで楽しそうな消費財や金融などのコンサルティングをやりたがる。しかし

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