10月2日に米国・ニューヨークで「Hadoop World」が開催された時点で、11月には東京でも、という話が浮かび上がっていた。そのわずか2週間後、10月16日の金曜日にHadoopユーザー会からの開催通知メールが配信されると、週明け20日の朝には200名の定員が埋まってしまうという盛り上がりをみせ、日本のHadooperたちが胎動していることを感じさせた。 Hadoop Conference 2009 Tokyoは、神宮球場に隣接するTEPIAで2009年11月13日に開催されたが、このカンファレンスの開催に触発されるかのような動きがあったことを指摘しておきたい。まず、Apache Hadoopのドキュメントを支援する「あしたのオープンソース研究所」が開設され、それに続いて、“NOT ONLY SQL”を指向するオープンソースプロダクトに関する議論を行うコミュニティー「NoSQL-j