時折、本に取り憑かれてるんじゃないかと思うことがある。 お風呂上がりに下着を着て、髪を拭きながら、パジャマを着ると汗をかきそうだから少しだけ本を読もう…なんて傍にある一冊を開く。 気がつくと下着姿のまま、濡れ髪で本を一冊読み終えている。 変な姿勢で、体は冷えてカチカチである。 風呂場に雑誌や文庫本を持ち込むと、あっという間に1時間が過ぎお風呂のお湯が水になっている。 本を読みだすと周りが見えなくなってしまう、というのが私の悪い癖だ。 子どもの頃はこれが原因で遅刻をしたり、門限を破ったりしていた。 本に没頭しているときは人の声も聞こえなくなるので、返事も出来ない。 親や友達からはよく怒られた。 子どもが産まれてからは流石に危険が危ないので物音には気づけるようになったが。 本を読むのはすごく良いことで、子どもにも推奨しなくてはいけない、という世論がある。本当にそうだろうか?実は私は懐疑的である