河北新報 東北のニュース／東北大入試時間繰り下げ ２要因重なりバス混雑東北大入試時間繰り下げ ２要因重なりバス混雑 東北大が２５日朝、入試の開始時間を３０分繰り下げた要因となったＪＲ仙台駅臨時バス乗り場の混雑は、天候に恵まれて受験生の出足が遅かった上、同じルートにある宮城教育大が今回、試験開始時間を変更したという二つの要因が重なったことが関係していた。 臨時バスは午前７時過ぎから１０時ごろまで、仙台市交通局が３～５分間隔で計４３便を運行した。 東北大の川内北、川内南、青葉山各キャンパス経由で宮教大が終点のルート。東北大約３８００人、宮教大約５００人の受験生とその保護者らが利用した。 乗り場は、９時１５分ごろから受験生が増えた。試験開始２０分前の９時４０分になっても受験生約３００人が残り、東北大は繰り下げを決断した。当日は天候に恵まれて交通機関に乱れはなかったため、受験生の出足は遅かったとみられる。 一方、宮教大は雪などの影響で一昨年、昨年と初日の開始
