ロシア軍の侵攻に激しい抵抗を続けるウクライナ軍。その戦いを支える武器の1つが「ドローン」です。ロシア軍を偵察する活動に多くの市民が参加している実態を取材しました。 ▽「ドローン部隊」市民と軍が連携 これはウクライナ陸軍が12日に公開した映像。上空から撮影している「ドローン」がロシア軍の戦車の位置などを地上部隊に伝え、待ち伏せしたとみられています。 キエフ郊外では9日にも、ウクライナ軍による待ち伏せ作戦でロシアの戦車部隊が敗走しました。 この映像を撮影したのはロシア軍の動きを偵察する「ドローン部隊」だといいます。 侵攻翌日の先月25日、ウクライナ国防省は民間用のドローンを持っている国民に対し偵察活動への協力を呼びかけました。 「チェックポイント1、状況を報告してください」 「報告します。白いバスが出発しました」 これはドローン部隊の作戦室とされる映像です。ドローンを操縦できる市民が軍と連