スペイン北東部・バスク州のガルダカオに、2015年5月に「連帯冷蔵庫」という名前の公共の冷蔵庫が設置された。自宅やレストランで余った料理や、使わなかった食材を入れる冷蔵庫で、食品廃棄を減らすと同時に、必要とする人に食べ物を届けることができる。 アメリカの公共ラジオNPRによると、この冷蔵庫は、ガルダカオの貧困層の住民向けのフードバンクを運営していたアルバロ・サイス氏のアイデアで取り入れられたという。
いつだったか宮古島の海岸で信じられないぐらいの星空を見た。その後、田舎に行くたびに空を見上げたけど、あの時の星空と同じような光景には巡り合えなかった。もちろん、都心のそばでは町の明かりのせいで、星はちゃんと見えないのだろうとは思っていた。でも、案外、信州の山の中に行っても、あの時のような星空は見えない。
あらゆる仕事のおよそ半分は、20年以内に、コンピューターによって自動化される可能性がある。そして、これからやって来る津波のようなこの社会的変化に対して「備えができている政府はどこにもない」と、「エコノミスト」誌が巻頭コラムで論じている。
今回は、衆議一決という予定調和的結果としての全会一致を暗黙の原則、言いかえれば、独白(モノローグ)の連鎖の展開の結果、各自の意見や考えは、"自ずと"あるしかるべき点に収斂してくる現象を特徴とする日本的なギロンが示す、「私」が容易に「我々」になるブラックボックスとも言える過程について取り上げることとする。 欧米社会では、衆議一決(全会一致)では、社会心理学でいう斉一性(uniformity)の原理が働いていると言われるであろう。斉一性の原理とは、ある集団内において、反論や異論などの存在を許容せずに、ある特定の方向に集団として収斂していく状況を示す。斉一性の原理は、少数意見の存在を認める多数決の原則で意思決定を行う場には起こらず、全会一致を志向する意思決定の過程において発生するとされ、ファシズム(≒全体主義)に通じるものとして、民主主義社会において、回避するべきものとして認識されている。 しか
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