政府・与党は追加の経済対策として、子ども手当に続くばら撒き政策として「大とも手当」の提言をまとめた。これは、「大きなおともだち」とも「大人なのに子どもっぽい趣味」の略とも言われており、生活必需品以外への消費が大きい傾向をもつ独身の20代~40代を対象としたもの。 これまで行われた「定額給付金」や「地域振興券」といったばら撒きは貯蓄に回される率が高かった(定額給付金に関連した消費等に関する調査の結果について、地域振興券の消費喚起効果等について)が、これらの層は高級オーディオやPC、ガジェット購入への関心が高い消費性向の高い層であり、高付加価値製品の消費に使われる効果が期待されるという(消費性向と乗数効果についてはこちらを参考)。 さらに関心が向けられている対象が高付加価値工業製品であることから、斜陽の国内工業の設備投資拡大に繋がることも期待されている。また、これらの層はインターネットやコンテ