ブックマーク / d.hatena.ne.jp/tatsu2 (5)

  • とある科学の超電磁砲のアニメ的工夫 - subculic

    アニメーション注目作として個人的にも楽しみだった『とある科学の超電磁砲』。より盛り上がるよう、原作のエピソードを再構成しているのは周知の通りですが、工夫の凝らし方が憎い。第1話から佐天涙子&初春飾利コンビが御坂美琴と出会い、第2話で2人を寮に招くなど、主に佐天涙子の役割を広くしているのは明らか。原作は美琴と黒子の2人が話を動かし、ジャッジメントという要素の補強に初春がちょくちょく加わるものの、基的には美琴と黒子の物語であるのに対し、アニメ版は佐天涙子&初春飾利をピックアップして、女子校生4人の話にしようとしているんですよね。第2話で披露されたEDは顕著な例。『とらドラ!』を彷彿とさせる色彩を上手く使う長井監督らしいEDも、女性4人となると男っ気は完全に無くなり、華やかさが一層増した。原作は上条さんが活躍している間、美琴は何をやっていたのか?という趣旨の美琴スピンオフに、黒子というアクの強

  • コミックマーケット76発行のアニメーター同人誌 - subculic

    同人誌少し更新の間が空いてしまった。毎年この時期はコミックマーケットに参加しているので、参加前後はタスクが溜まっていき、このように。コミケでは友人知人と会ったり、挨拶回りをしたり、手伝いのサークルで売り子をしたりなど、概ねコミケの醍醐味を味わいつつ動いてます。勿論、も買いますが、アニメ好きの性か、アニメーターサークルのをよく見に行ってまして。てな感じで、今回発行された同人誌の中からいくつか。アニメタ生態学 / 中の人など居ないアニメーターの描く業界漫画と言えば、『アニメがお仕事!』が有名ですが、同人誌で業界漫画が拝めるとは!アニメーターの過酷な環境と日常を、少女漫画テイストで笑い有り、感動(?)有りで描いた力作。アニメーションにおけるレイアウトの重要性を着眼点とし、難しいカットに直面した際の心理状況やら一体どれだけ枚数使うのかやら、恋愛表現を織り交ぜながらも、楽しく読ませてくれるわけで

    niwa9
    niwa9 2009/08/19
  • けいおん!最終回とエンドレスエイトの気になった点 - subculic

    アニメーション個別に書くのが面倒になった手抜き系。『けいおん!』の最終回は、和の役回りが良かったなぁ。私が信じる唯を信じろ。唯は私の魂だ…!天元突破マナベノドカ。かなり誇張。過去のエピソードまで入れて、「1つのことに集中した唯は必ずやり遂げる」という、最大の理解者からのフォローは嬉しいオリジナル部分。和が何も言わなかったら、映像的に弱くなっていたかも。でも、ザリガニは変化球だったなぁ。ザリガニ釣りでさえ集中出来る子なのだし、風邪くらい絶対治してくるよ。ストライク取りにいった変化球でしたが、結果的には上手くカウントを整えた。唯×梓は王道と言わざるを得ない同人的反射連想する自分が嫌。梓の心配における言葉使いには、アマガミの七咲に通じるものがあるのではと、小さな主張をしてみる。「特別ですよ…」とかさ!まあ、それはどうでもよくて。脚のカットを挟むのがいやらしい。バストアップだけで芝居を回すより、足

  • 美少女アニメの泣き作画 - subculic

    アニメーション | 04:51 | 美少女アニメ全盛の昨今、ヒロインの凝った「泣き」芝居を見せる作品が多くなった。泣きはドラマを構成する上ではポピュラーな芝居であり、秀逸な「泣き芝居」はそれこそ枚挙に暇が無い。だが、今回は美少女アニメの泣きに注目してみたい。泣き作画について作品ごとにピンポイントで語られることはあっても、まとまって語られることは少ない。たまにはこういった限定的な芝居に注目するのも面白いだろうという趣旨だ。泣き芝居は歌舞伎・狂言・能という各伝統芸の泣きからも研究されており、美少女アニメの泣きも基的にはそういったアニメーション作画の歴史・研究の延長線上にあるものだろう。ところが「美少女アニメ」という枠組みの中にある「泣き」は少し違った感想を抱かせる。男性的な視点で見た“美少女”たる彼女らは、端正で可愛らしい顔立ちが商売道具なのだけれど、「泣き」の場面では激情を表現しなければな

    niwa9
    niwa9 2009/05/18
  • 『けいおん!』6話の演出と石原立也 - subculic

    アニメーション | 02:23 | ついにライブ回、ということもあり相当な期待を背負った感もある6話ですが、山田尚子監督と演出・コンテの石原立也がどう捌くのかと思っていたところ、成る程、こう来たかと。今回描きたかったことは、学園祭における「軽音部」の過ごし方どのような気持ちでライブを迎えるのか主にこの2点でしょう。ライブがメインに見えて、描写の中心となったのは“学園祭ライブ感”なんですよね。一体どのように学園祭当日を過ごし、どういった心境でライブ番を迎えるのか。構成的にはライブがトリであるものの、それまでの心情や動きを細かに描くことで“学園祭のバックボーン”が強度を増したように思えた。その象徴となったのが5話でも麦わら帽子をかぶって登場した彫像。6話では学園祭仕様に。5話の牧歌的な雰囲気と6話のお祭り感を対比的に関連付けし、心境や空気のシンボルメタファーとして作用させる。麦わら帽子をかぶ

    niwa9
    niwa9 2009/05/12
    「鶏鳴の助」とか、うちと和ちゃんの相性バッチシじゃん!!
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