はじめに このブログでは、コード進行の分析記事をいくつか書いてきた。 それらの記事のコード進行は、どれも耳コピで採譜している。僕は音楽を始めたばかりのころは全く耳コピはできなかったが、今ではどんな曲でもコードを聴き取れるようになった。 数年~十数年という長いスパンで、徐々に音を聴くスキルが上がってきたように感じている。音楽鑑賞、楽器演奏、作曲、アレンジ、音楽理論の勉強。どの経験も耳コピ作業には役立っている。 耳コピ作業には、多少の努力や執念が必要だ。ビギナーにとっては簡単にこなせる作業ではないかもしれない。しかし、そのコツを知っていれば作業の労力が減る可能性はある。今回は、僕の今までの経験を元に、コード進行の耳コピをするコツについて書いていく。 はじめに 耳コピのポイント 音は全部で12個だけ ピアノを弾けると有利 コードを耳コピするコツ 最初に曲のキーを見つける ダイアトニックコードを把
むうの音楽的日常と音楽理論 楽器を演奏する人も、そうでない人も…。 気軽に音楽理論の世界に触れ、簡単な作曲・アレンジが出来るようになります。 また、筆者のライブ情報や日々思うことなどを「Column」として書き綴ることもあります。 5-9.分数コードとその用い方 5-9-a.分数コードとは C/E A7 on G のようなコード表記を目にしたことがある方も多いと思います。 このようなコードを「分数コード」(または「オン・コード」)と呼び、それぞれ、 E分のC A7オンG と読みます。 意味するところは同じで、前者は、 ベース音がE(ミ)で、鳴らすコードはC 後者は、 ベース音がG(ソ)で、鳴らすコードはA7 ということです。 本記事では以降、C/E、A7/Gという表記の仕方に統一します。 算数でいうところの分数と形が同じで、分母にあたるのは「ベース音」、分子にあたるのは、分母の上に乗る「コ
2018年11月から12月にかけて、キング・クリムゾンが来日公演を行った。 デビュー50周年を目前にして、さらなる進化形態を我々に見せつけたキング・クリムゾンだが、現行ラインアップのヴォーカリスト&ギタリストとしてステージに立ったのがジャッコ・ジャクジクである。 「クリムゾン・キングの宮殿」「21世紀のスキッツォイド・マン」「スターレス」「インディシプリン」など 往年の名曲を歌いこなし、最新ナンバーでもプレイするなど、彼はバンドの過去と現在を繋ぐ重要な一員だ。 今回のインタビューで、ジャッコはキング・クリムゾンにおける自らの位置づけ、そして過去の知られざるエピソードを語ってくれた。 全3回となるロング・インタビューの第1回では、彼とキング・クリムゾンとの関わり方について訊いた。 <ジャクジクの名を誇りにしている>●Jakszykという名字の正確な発音を教えて下さい。 正直に答えると、私自身
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