週末の日経平均も19,000円を死守して終わりました。リスク回避の週末だけにもう少し下げて、19,000円前後の攻防になるかと思っていましたが、結果は167円安の19,262円で取引を終えています。 これも日銀が国債を無制限に買い入れることを約束したからでしょうか。通常、国債をばんばん発行し、買い手がいなければ、債券価格が下がり金利が上昇していきますが、日銀が無制限に買い入れることを表明しているので、国債価格は下落せず、金利も上がらないという構図になります。実際、今日の金利は若干ですが、下がっています。 こうなると金融相場でもしかすると実態経済悪くても株価は下がらない、2番底に向かわない可能性もあるかと思います。そうなることを祈るばかりです。 来週は重要イベントが目白押しです。日米欧の中銀の政策会合や1-3月期の米GDP速報値、中国のPMIなどに加え、先行してスタートした米国企業の決算発表