Swiftの世界的カンファレンス、try! Swiftが3月2日~4日の3日間にわたり、渋谷のサイバーエージェントのオフィスにて開催されました。 最終日である3日目に行われた11のセッションのうち、4つを抜粋してレポートします。 Hiroki Kato氏「Motivation based library abstraction」 初めにこの日最初のセッションでもあった、株式会社はてな所属のHiroki Kato氏(@cockscomb)によるセッションを紹介します。 はてな社のアプリは現状ほぼすべてSwiftで書かれているそうですが、その過程で小さなライブラリを数多く作ってきたことを氏はまず紹介しました。その上で、ご自身がこれまで開発の際に作成してきた以下の3種類のライブラリを例として挙げました。 "必要は発明の母"と言うように、これらのライブラリが実務中で必要に迫られて作り上げたものであ