「手垢のついた言葉」について考えてみたいと思う。 よく聞く言い回しだが、つまりそれ自体が手垢のついた言葉になってしまっているということは置いといて、手垢のついたという言い方自体はだいたい悪い意味で使われている。あいつの作品は手垢のついた表現だらけだ、というように。僕も何かを書くときは、できるだけ手垢のついていない伝え方をしたいと思っている。 だけど、手垢のついていることはそんなに悪いことなのだろうか。多く使われているということは、それだけ多くの人に伝わる可能性が高いということでもあるんじゃないだろうか。多分このようなこと自体もGoogleで検索したら多くの人が同じようなことを言っているんだろうから、検索しない。 毎日毎時間Twitterを眺めていると、どういう言葉が流行っているのかもなんとなくわかる。具体例は挙げないけど、そういう言葉を使うと手軽に斬新で、おもしろく、伝わりやすくすることが
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