人工知能が急速に進化し始めた。カーネギーメロン大学のTome Michell教授は、「コンピューターはこれまで人間の言語をほとんど理解できなかったが、今後10年でかなり理解できるようになるだろう」と、人工知能が急速な進化のフェーズに入ったことを示唆している。 急速に進化し始めた理由は2つある。1つは、コンピューターが大量のデータを扱えるようになったから。もう1つは、人間の脳を模した仕組みが実際に機能するようになってきたからだ。 変化はまた、チャンスでもある。 人工知能の進化は今、どこまで進んでいるのだろうか。それがどのような領域に、イノベーションを起こすのだろうか。日本を代表する新進気鋭の人工知能研究者、東京大学准教授の松尾豊氏に聞いた。 前編はこちらから 人工知能が急速に進化し始めた。カーネギーメロン大学のTome Michell教授は、「コンピューターはこれまで人間の言語をほとんど理解
![「表現を獲得」した人工知能――50年来のブレークスルーで、いま人工知能は急速な進化を始めた(後編) | Mugendai(無限大)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/36b42c104c7c82c9f4060f9ad87eb4f6db50b3fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.mugendai-web.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2014%2F04%2F2630_main.jpg)