もう時効だと思うし、この話をこれ以上胸に秘めておきたくないので書いておく。 おっぱいが大きくて悩んでる皆様、そして会社員を辞めて好きなことをしたい皆様に贈ります。 追記 2018年11月21日、書籍化しました。 2011年の7月、私は渋谷のITベンチャー企業をやめてポールダンサーになった。 辞めたいことを伝えた6月上旬、上司との面接で「どうして辞めたいの?」と聞かれて、「ポールダンスに専念したいので辞めます!」と言った。上司は困り顔と笑い顔の中間みたいな顔をしてた。そりゃそうだ、入社からまだ半年しか経ってない。 確かに、私はそれまで趣味で1年半ほどやっていたポールダンスをもっと頑張りたい!と思っていた。折しも311、東日本大震災の直後。自分が受け持っていたウェブマガジンやSNSの運用と言った仕事は、地震の直後にあっという間に中止や延期になり、会社の中での自分の存在意義を危うく思った。命の儚
先日、田舎で生まれ育ったという若者と話をする機会があった。彼は純然たるシティボーイである私につぎのような話をしてくれた。彼の生まれ育った地域では、冠婚葬祭にかかる費用のほとんどを村がもつ。また火災などの不幸に見舞われた家族には、物質的・精神的な面での手厚い保護がある。ただしその保護は、村のなかの様々なルールや義務をしっかりとこなしている家庭に対してのみ行われる。それどころか、ルールを逸脱する家庭に対しては、個人商店は品物を売らず、新聞は届かず、テレビは映らず、ライフラインは止まり、役所が受理してくれる書類は転出届けのみになる。 さすがに彼がその村を出るころにはそういった風習は廃れつつあったが、彼がまだ幼いころ、「どうしてあの人は車で1時間半もかけて遠くのスーパーに行くの?」と母親に質問したところ、「そういうものなのよ」と答えを濁されたことを、いまだに覚えているという。私は世界のどこかにそう
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