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ブックマーク / www.jstage.jst.go.jp (10)

  • 自閉スペクトラム症(ASD)児童の色の好み

    自閉スペクトラム症(ASD)には,感覚過敏,表情の読み取りの困難などの特性が知られる。一方で,色の知覚認知特性については未だ分からないことも多い。研究では,ASD児童の色の知覚認知特性を明らかにするため,ASD児童はどの色を好むのかについて検証することを目的とした。ASDの診断のある児童8名(男児:4名,女児:4名)が研究に参加した。調査は質問紙を児童の保護者へ郵送し,自宅で回答する形で実施した。質問紙には,5色(赤,黄,緑,青,茶)のカラーチップが添付され,児童は1色ずつその色を見て,どのくらい好きかを5段階のうち1つを選択することで回答した。その結果,ASD児童のうち70 %以上は青を最も好み,続いて約60 %の児童が緑を好むことが分かった。半数近くの児童は赤,黄,茶の好みを「ふつう」と評価したが,茶のスコアは全体的に最も低くなった。この結果から,ASD児童は青や緑などの寒色系の色

  • 字体と字形の狭間で 文字情報基盤整備事業を例として

    Online ISSN : 1347-1597 Print ISSN : 0021-7298 ISSN-L : 0021-7298

  • Reduplication Meduplication in Khalkha Mongolian

  • 『源氏物語』における源氏と空蝉の恋

    稿の目的は『源氏物語』第二帖「帚木」から第三帖「空蝉」にかけての「空蝉物語」 に離散値系ウェーブレット変換を適用し,源氏と空蝉の出会いから終焉までの,心象的 変動,すなわち,心の揺れを考察することである. 要素として「会う方向」「会わない方向」「思慕」を示すことばを選び,段落ごとの 使用頻度を調べた.次に離散値系ウェーブレットの多重解像度解析を適用した.その結果, 源氏の場合第1パートと第2パートで「会う方向」と「思慕」に揺れが見られるが,第3 パートではともに低くなり,「会わない方向」が高くなる.「会わない方向」は第1 パートから第2パート,第3パートへ行くにしたがって徐々に高くなっていく傾向が見 られた.空蝉の場合,第1パートは「会う方向」,第2パートでは「会わない方向」が 顕著であり,自己の身意識によって感情を理性で抑えようとする.しかし第3パートに なると対象そのものへの「思慕」

  • 明治・大正・昭和期における日本の自治体紋章の造形とその変遷

    の地方自治制度の枠組みが構築されるとともに,「自治体紋章」という新しいグラフィックデザインのジャンルが誕生したのが明治時代である。研究では,明治期から昭和期における日の自治体紋章を,三つの期間に区分し,その変遷を造形的観点から捉え,考察を加えた。特に,仮名や漢字をモチーフに,文字を構成要素とする「文字型」図案をその対象とし,各時代の特徴的な造形方法を抽出した。第Ⅰ期(1889-1914)は自治体紋章の黎明期,第Ⅱ期(1915−1945)は都市における紋章の概念が浸透し,その様式が確立されていく時代であった。第Ⅲ期(1946−1992)では,昭和の大合併と相俟って,全国規模で大量の紋章制定が進められた結果,造形表現が定型化し,画一的なデザインが誕生することとなった。そうした自治体紋章図案の変遷を体系的にまとめた結果,紋章図案の骨格を担う造形モチーフが,時代とともに移り変わってきたこと

    nixeneko
    nixeneko 2017/09/24
  • ポテンシャルエネルギーを用いた文字重心位置取得手法

    ユビキタス社会における情報流通の中で,最も重要な役割を担うもの の一つが「文字情報」である.携帯電話やナビゲーションシステム,DTVなどの 電子ディスプレイには,日々膨大な文字情報が絶え間なく映し出されており,表示する文字の可読性がきわめて重要になっている.従来の紙媒体での 文字情報は,改良を続け洗練された活字を使って印刷されているので可読性の 高いものが多いが,電子ディスプレイ上に表示されるフォント開発の歴史は浅く,現在も可読性を向上させるための改良が続けられている.稿では,可読性の高いフォントの開発において重要な指標の一つとなって いる「文字重心」を定量化するために,ポテンシャルエネルギーを用いた 文字重心位置取得手法を提案する.実験の結果,従来手法では考慮されていな かった文字のシルエット内部のストローク位置による影響を加味した 文字重心算出が可能となり,取得精度が向上された.

  • Mob Scene Filter: 顔部位の形状・位置変形を利用した他人顔変換手法

    We propose a system to prevent identification of an individual identity by changing the size and position of one's facial regions. Invasion of privacy and the right of publicity have been a problem along with the popularization of social media and improvement of image resolution. The mosaic and the blur have been used to prevent identification of a person's identity. These techniques, however, mak

  • EBウイルス関連T細胞リンパ増殖症による肺病変を呈した1例

    背景.慢性活動性EBウイルス感染症(chronic active Epstein-Barr virus infection;CAEBV)と,それに伴うEBウイルス関連NK/T細胞リンパ増殖症は稀な疾患であり,肺病変に関する報告は少数のみである.症例.37歳女性.発熱,頸部リンパ節腫大および肝逸脱酵素上昇に対して精査され,末梢血中のEBウイルスDNAの増加からCAEBVと診断された.約1か月後,咳嗽と呼吸困難を自覚し,急性呼吸不全を認め入院した.胸部CTでびまん性すりガラス影があり,BAL液のCD4陽性細胞の増多とEBウイルスDNA増加を認めた.末梢血中にEBウイルス感染T細胞の腫瘍性増殖があり,EBウイルス関連T細胞リンパ増殖症(EBV+T LPD)およびその肺病変と診断した.結論.気管支鏡検査がEBV+T LPDの肺病変の診断に有用であった症例を経験した.

  • 04①木下(212~219).pwd

  • 猫にはわかる量子プログラミング

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