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2010年8月2日のブックマーク (2件)

  • 「デフレの罠」への素朴な疑問 - himaginary’s diary

    先週末にはサムナーとクルーグマンの論争が経済ブロゴスフィアで話題になったが、そのきっかけは、サムナーがセントルイス連銀のブラード総裁の論文を批判したことにあった。今日のエントリでは、その論文の前半部を足掛かりに、サムナーとはまた異なる観点から、デフレの罠が当に問題かどうかを少し考えてみたい。 その論文「Seven Faces of "The Peril"」でブラードは、Jess Benhabib、Stephanie Schmitt-Grohé、Martín Uribeの3人による2001年の論文「The Perils of Taylor Rules」(以降BSU論文)を敷衍し、いわゆる「デフレの罠(deflationary trap)」の危険性とその回避方法について論じている。 論文の第一節「The "peril"」では、BSU論文に基づき、政策金利をある種のテイラールールに則って定めた

    「デフレの罠」への素朴な疑問 - himaginary’s diary
  • 合理的期待と適応的期待 - himaginary’s diary

    Nick Roweがこの2つの期待について論じている。以下はその概略*1。 適応的期待とは、ある変数Xに関して E[X(t)] - E[X(t-1)] = B{X(t-1) - E[X(t-1)]},  0 < B < 1 という式が成り立つことである。しかし、ここで以下の2つの疑問が出てくる。 Bは何か? Xは何か? 合理的期待はその2つの疑問に一遍に回答を与えるものである。たとえば: 物価水準が P(t)=P(t-1)+u(t), ただし誤差項u(t)は平均ゼロで系列相関を持たない のようにランダムウォークするならば、XはPであり、Bは1である。この時、期待インフレ率は常にゼロとなる。 物価水準が P(t)=Pbar+u(t) のように動くならば、XはPであり、Bは0である。この時、期待物価水準は常にPbarとなる。 インフレ率がランダムウォークするならば、Xは物価水準ではなくインフレ

    合理的期待と適応的期待 - himaginary’s diary
    nizimeta
    nizimeta 2010/08/02
    教科書的な理解としてはAdam Pの見解でいいんだろうか?