タグ

2011年2月2日のブックマーク (2件)

  • Daily Life:予知能力

    February 01, 2011 予知能力 こちら経由で知った話題。予知能力を実証したという論文がJournal of Personality and Social Psychologyに載るというのでサイエンスでも記事になるくらい話題になっているらしい。 実験の概要は上の2つのリンクを参照。被験者はコンピュータ上に表示された二つのカーテンのうち一方をえらび、そのあとでコンピュータが乱数を使ってどちらかのカーテンの背後にエロ画像を用意する、という流れで、被験者がエロ画像を当てる率が有意に高いとか。 すぐに思いつくのは乱数がちゃんと乱数になってないんじゃないかという疑問だが、元論文を見ると、そのあたりはけっこう慎重に議論している。100人規模の実験で有意差が何度も出ているようなので「たまたま」も考えにくい。ざっと見たところJPSPに載るくらいだから方法論はしっかりしている。あとは使用したプ

    nizimeta
    nizimeta 2011/02/02
    “懐疑派がこの結果を見ても予知能力の存在を受け入れない理由としてはそれでいいかもしれないが、もう少しちゃんと検討する必要があるだろう”
  • クラウアーの二重決定仮説(*ややテクニカル)

    近頃、ときどき「ワルラス法則」という言葉を耳にすることがあって、懐かしい気がするとともに、過去の様々な議論の成果がほとんど継承されていないことに残念な思いをしている。私が大学院生をしていた1970年代の後半は、ワルラス的な一般均衡論のパラダイムが(完成したがゆえに)活力を失い、それに代わって非ワルラス的経済学(Non-Walrasian economics)と呼ばれるような考え方が隆盛してきた時期だった。非ワルラス的経済学をめぐる議論の中には、ケインズ経済学の再解釈やそのミクロ経済学的基礎を問う議論も当然に含まれていた。 ケインズ経済学のミクロ経済学的基礎を考えるとすると、供給が需要を生むという「セイの法則」が成立することはないとしたケインズ的世界において、「ワルラス法則」をどう理解するかということが否応なしに問題とならざるを得ない。貨幣を含まない(あるいは、あらゆる財が実質的に貨幣として

    クラウアーの二重決定仮説(*ややテクニカル)
    nizimeta
    nizimeta 2011/02/02
    “価格が硬直的で、数量(所得)制約が存在するケインズ的世界では、予算式だけが制約条件ではない。各経済主体は、所得制約も考慮に入れて意志決定しなければならない(このことが、「二重決定」の意)”