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2013年4月21日のブックマーク (3件)

  • 10式戦車の装甲のお話(その1)

    はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。 ブログではご無沙汰しております、dragonerです。 自分がブログを始めたそもそもの理由の一つに、TK-Xこと10式戦車の存在があるんですが、制式化・配備後はスロラーム射撃が可能と分かったくらいしか情報ないね(´・ω・`)と思いつつ、他のミリタリ話にシフトしておりました。でも、ちょっとやる気出して改めて調べてみると、色々と分かってきたことがありましたが、冬コミの際に2013年の夏コミの応募用紙を買い忘れていたので、夏コミにが出せそうにありません。代わりと言っちゃなんですが、とりあえずブログの方にチラチラとまとめてみたいと思います。 10式戦車の付加装甲 既報の通り、10式戦車は素の状態で重量40トン、付加装甲装着時で44トンという情報が伝わっており

    10式戦車の装甲のお話(その1)
  • IED(即席爆発装置)のお話(後編)

    このIEDは自己鍛造弾と呼ばれる仕組みを利用しています。自己鍛造弾とは、ゆるい逆円錐形の金属ライナーの後方で爆発が起こると、金属ライナーが弾丸状になって秒速3000メートルほどのスピードで飛翔する成形炸薬弾の一種で、成形炸薬弾としては長距離である数十メートルの有効射程を持っています。 この自己鍛造型IEDの厄介なところは、装甲車の装甲を貫徹する能力があるだけでなく、金属製鍋を金属ライナーに流用できる点が挙げられます。鍋は生活必需品であり、武器弾薬と違って規制や流通の阻止が難しいことです。 IEDの無力化対策 IED対策については、乗員の防護性を上げること、IEDを誤作動させること、IEDを無力化することなどが考えられています。 このうち、乗員の防護については、先に上げたMRAP等のIEDに特化した兵員輸送車両や、戦車・IFV等の重装甲が施された車両による防護か考えられます。しかしながら、こ

    IED(即席爆発装置)のお話(後編)
    nizimeta
    nizimeta 2013/04/21
    “アフガニスタン・イラクでの米軍におけるTBIの患者は、2001年から2010年にかけて14万人に達しており、両戦争に派遣された米軍兵士の7%に相当するとされております”
  • IED(即席爆発装置)のお話(前編)

    はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。 ボストンでの爆弾事件、なんだかややこしい展開を迎えていますね。 なんだか圧力鍋製の爆弾が使われてたようですが、この手のハンドメイド爆弾によるテロというのは、イラク戦争以後の戦争においても大きな問題となっており、即席爆発装置(IED:Improvised Explosive Device)と呼ばれ、かなりの問題になっております。 今回はこのIEDについて、概要から近代の戦争における意味までを考えてみたいと思います。 最も人を殺傷した兵器って何? さて、 戦争で最も人を殺傷した兵器ってなんでしょうか? 敵をなぎ払う機関銃? 敵を蹂躙する戦車? なにもかも吹っ飛ばす航空機の爆弾? 少なくとも、20世紀の戦争では火砲(大砲)による死傷者が圧倒的でした。例として

    IED(即席爆発装置)のお話(前編)