タグ

2018年10月16日のブックマーク (2件)

  • ハイゼンベルクの顕微鏡(不確定性原理は超えられるか) - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 2006年12月に書いた紹介記事が破損、紛失してしまったため、書の紹介文だけを載せておく。(2021年10月10日) 「ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか」 著者紹介: 石井茂[イシイシゲル] 1953年、大阪府堺市生まれ。1975年に大阪大学理学部物理学科を卒業後、日立電子勤務(ソフトウェア開発に従事)を経て1981年、日経BP社へ。ソフトウェア、計測器、人工知能などの分野を対象に技術解説記事を執筆し、2003年、日経BP社編集委員室長。 書の内容: ハイゼンベルクが発見した不確定性原理は、量子力学の一応の完成を告げると同時に、量子力学の物理的解釈をめぐって論争の種をまくことになった。量子力学の数学的定式化はフォン・ノイマンによって達成されるが、このとき

    ハイゼンベルクの顕微鏡(不確定性原理は超えられるか) - とね日記
  • 物理学の常識に挑む数学者 小澤正直

    「ハイゼンベルクの不確定性原理は,破ることができる」。数学者,小澤正直は,80年間に亘って信じられてきた現代物理学の基中の基を静かに,だがきっぱりと否定する。 1927年にウェルナー・ハイゼンベルクが提唱した不確定性原理は,新たな世界観を打ち立てた。観測という行為は,見られる側の状態を決定的に変えてしまう。だから物体の状態を完全に知るのは不可能で,見る前の状態は質的に不確定だとの見方だ。ハイゼンベルクはこの新たな世界観を美しい式で表した。「物体の位置の測定誤差と測定で生じる運動量の乱れの積が,常に一定の値以上になる」という式である。物理の教科書の最初に載っているこの式の意味は「位置の測定誤差をゼロにしようとすると,運動量の乱れが最大になる。だから誤差ゼロの測定はできない」ということだと,学生たちは教わる。 だが小澤は,ハイゼンベルクの式には重大な見落としがあるという。観測される側の物

    物理学の常識に挑む数学者 小澤正直