物理学の常識に挑む数学者 小澤正直

「ハイゼンベルクの不確定性原理は，破ることができる」。数学者，小澤正直は，80年間に亘って信じられてきた現代物理学の基本中の基本を静かに，だがきっぱりと否定する。 1927年にウェルナー・ハイゼンベルクが提唱した不確定性原理は，新たな世界観を打ち立てた。観測という行為は，見られる側の状態を決定的に変えてしまう。だから物体の状態を完全に知るのは不可能で，見る前の状態は本質的に不確定だとの見方だ。ハイゼンベルクはこの新たな世界観を美しい式で表した。「物体の位置の測定誤差と測定で生じる運動量の乱れの積が，常に一定の値以上になる」という式である。物理の教科書の最初に載っているこの式の意味は「位置の測定誤差をゼロにしようとすると，運動量の乱れが最大になる。だから誤差ゼロの測定はできない」ということだと，学生たちは教わる。 だが小澤は，ハイゼンベルクの式には重大な見落としがあるという。観測される側の物

[chochonmage]

２００４年記事。『測定される物体の状態と，測定誤差や測定によって物体に生じる乱れとの間に相関があるような測定なら，「誤差ゼロ」の測定も可能になるのだ』

[sakstyle]

2004年のインタビュー。「小澤の提唱は当初ほとんど注目されなかったが，次第に風向きが変わり始めた。きっかけは量子情報科学の進展だ。」

[deto]

なぜ情報科学の人が量子力学をやっているのか

[hengsu]

混同を分離しもう少しマシな事が言える、では？RT @HYamaguchi: RT @NikkeiScience: ハイゼンベルクの不確定性原理は破ることができる。「物理学の常識に挑む数学者　小澤正直」無料配信中です。

[You-me]

2004年の記事かー

[Nean]

これだったみたい。

[z0rac]

マジですか。量子コンピューターの話が進むか。/あ、2004年の記事か。今はどうなってるんだろう。

[twilightmoon99]

不確定性原理…。