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2020年6月27日のブックマーク (3件)

  • 明解量子宇宙論入門

    基礎から最先端がわかる! 最新理論が描きだす壮大な宇宙像を,最低限の予備知識で理解する一冊. 最新の量子宇宙論が描く,驚異の宇宙像! 宇宙の始まりのビッグバンは,どのようにして起きたのか? 遠い未来,宇宙は終わりを迎えるのか? われわれの宇宙ではない"並行宇宙"は実在するのか? 従来の一般的な解説書では飽き足りない読者のために, 学部学生程度の物理学から出発し,専門書とのギャップを埋めることを図った. 第I部 相対論と量子論 第1章 一般相対論に基づく宇宙モデル 1-1節 一般相対論の基礎 1-2節 空間はどんな"形"をしているか? 1-3節 時間とともに変化する宇宙 1-4節 観測データとの比較 第2章 場の量子論的な振舞い 2-1節 素粒子を生み出す場 2-2節 場の古典論 2-3節 粒子の量子論 2-4節 場の量子論 2-5節 場のエネルギー 2-6節 標準模型と暗黒物質 第II部 

  • 量子論が試されるとき | 画期的な実験で基本原理の未解決問題に挑む | みすず書房

    量子力学の諸原理が内包する不思議は、ながらく人知を超えた問題、あるいは純粋に解釈の問題として扱われていた。しかし現代の物理学者たちは高度な技術と創造性を駆使した実験によって、それらの難問を科学の俎上に載せ、質に肉迫している。書はそうした、現代量子物理学の新局面を開いた実験を取り上げ、現象の機序を解く理論と合わせてリアルに体感させる。波と粒子の二重性、相補性、非局所性、量子のからみあい、そして量子情報といった最近のテーマまで、幅広くカバーしている。 いずれもファンタスティックとしかいいようのない実験の数々が、明快に、かつ必要十分な具体性をもって紹介される。量子論に予備的な知識のある読者にとっても、かつてない手ごたえとともに、ミクロの世界への驚きと好奇心が呼び覚まされる読書体験となるだろう。一切の数学的表現を避けた一般書と、数学的表現に大半を委ねた専門書との間にある、大きなギャップを埋める

    量子論が試されるとき | 画期的な実験で基本原理の未解決問題に挑む | みすず書房
  • 神経細胞を光で操作し、サルの手を動かすことに成功

    光で活性化する物質を細胞に発現させ、光によって細胞の機能を制御する技術(オプトジェネティクス、光遺伝学)は、脳の刺激方法を革新し、脳の仕組みの解明に大きく貢献しています。オプトジェネティクスは、ネズミなどにおける研究で盛んに用いられる一方、ヒトに近い霊長類(ニホンザルなどマカクサル)における研究においては、眼の動きに関する研究以外では、ことごとく失敗していました。 今回、自然科学研究機構生理学研究所の南部篤教授、東北大学大学院の虫明元教授らの研究チームは、遺伝子を導入する技術や光照射方法などを工夫することにより、オプトジェネティクスでサルの手を動かすことに世界で初めて成功しました。今回の成果は、非ヒト霊長類へのオプトジェネティクスの活用を促進させ、将来的には光による脳深部刺激療法*1などヒトの病気治療への応用させることも期待されます。研究成果は、Nature Communications

    神経細胞を光で操作し、サルの手を動かすことに成功