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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (5)

  • 自閉スペクトラム症がある方々による、自閉スペクトラム症がある方々に対する共感

    米田英嗣 白眉センター特定准教授、小坂浩隆 福井大学特命准教授、齋藤大輔 同特命准教授、間野陽子 ノースウェスタン大学研究員、ジョンミンヨン 連合小児発達学研究科院生、藤井猛 国立精神・医療研究センター病院精神科医員、谷中久和 鳥取大学特命助教、棟居俊夫 金沢大学特任教授、石飛信 国立精神・神経医療研究センター室長、佐藤真 大阪大学教授・福井大学特任教授、岡沢秀彦 福井大学教授らのグループの共同研究において、自閉スペクトラム症 (Autism Spectrum Disorder:ASD)がある方々に、ASDの行動パターンを行う人物を記述した文と、ASDではない一般的な行動パターンを行う人物を記述した文を読んで、自分に当てはまるか、自分と似ているかを判断してもらう際の脳活動をfMRI(機能的磁気共鳴画像法)を用いて計測しました。その結果、ASDがある方々はASD特徴がある人物を判断する際に、

    自閉スペクトラム症がある方々による、自閉スペクトラム症がある方々に対する共感
  • サイコパスがためらいなく嘘をつく脳のメカニズムを明らかにしました

    阿部修士 こころの未来研究センター特定准教授、Joshua D. Greene 米国ハーバード大学教授、Kent A. Kiehl 米国ニューメキシコ大学教授らの研究グループは、反社会性パーソナリティ障害である「サイコパス」が、ためらうことなく、半ば自動的に嘘をついてしまう傾向があり、その背景に前部帯状回の活動低下があることを世界で初めて実証しました。 研究成果は、2018年7月3日に英国の国際学術誌「Social Cognitive and Affective Neuroscience」のオンライン版に掲載されました。 研究では収監中の囚人の方にご協力をいただいて、サイコパスについての研究をする貴重な機会を得ることができました。平然と嘘をつくとされるサイコパスを、心理学および神経科学の観点から理解するための、重要なステップとなる成果と考えています。 現状、日国内だけでは、こうした研

    サイコパスがためらいなく嘘をつく脳のメカニズムを明らかにしました
    nizimeta
    nizimeta 2018/07/20
    “サイコパスには、ためらうことなく半ば自動的に嘘をついてしまう傾向があり、その脳のメカニズムとして前部帯状回の活動低下があることを示唆する”
  • 脳から深層ニューラルネットワークへの信号変換による脳内イメージ解読 -「脳-機械融合知能」の実現に向けて-

    神谷之康 情報学研究科教授、堀川友慈 株式会社国際電気通信基礎技術研究所主任研究員の研究グループは、ヒトの脳活動パターンを深層ニューラルネットワーク(deep neural network model、以下DNN)等の人工知能モデルの信号に変換して利用することで、見ている画像に含まれる物体や想像している物体を脳から解読する技術の開発に成功しました。研究成果は、人工知能の分野で進展が著しいDNNをヒトの脳と対応づけることで、脳からビッグ・データの利用を可能とする先進的技術です。 研究成果は、2017年5月22日午後6時に英国の科学雑誌「Nature Communications」に掲載されました。 研究者からのコメント 研究では、ブレイン・デコーディング、DNN、大規模画像データベースを組み合わせることで、脳活動パターンから、知覚・想起している任意の物体を解読する方法を開発しました。人

    脳から深層ニューラルネットワークへの信号変換による脳内イメージ解読 -「脳-機械融合知能」の実現に向けて-
  • 幸福の神経基盤を解明

    佐藤弥 医学研究科特定准教授らの研究グループは、主観的幸福の神経基盤について、脳の構造を計測する磁気共鳴画像(MRI)と幸福度などを調べる質問紙で調べました。その結果、右半球の楔前部(頭頂葉の内側面にある領域)の灰白質体積と主観的幸福の間に、正の関係があることが示されました。つまり、より強く幸福を感じる人は、この領域が大きいことを意味します。また、同じ右楔前部の領域が、快感情強度・不快感情強度・人生の目的の統合指標と関係することが示されました。つまり、ポジティブな感情を強く感じ、ネガティブな感情を弱く感じ、人生の意味を見出しやすい人は、この領域が大きいことを意味します。こうした結果をまとめると、幸福は、楔前部で感情的・認知的な情報が統合され生み出される主観的経験であることが示唆されます。主観的幸福の構造的神経基盤を、世界で初めて明らかにする知見です。 研究成果は、2015年11月20日に

    幸福の神経基盤を解明
    nizimeta
    nizimeta 2015/11/21
  • 盲腸に味覚? コモンマーモセットの盲腸における味覚情報伝達分子群の発現

    今井啓雄 霊長類研究所准教授、権田彩 同共同利用研究員(岐阜大学大学院生として2013年3月まで)、松村秀一 岐阜大学准教授、郷康広 自然科学研究機構特任准教授、斉籐正一郎 岐阜大学准教授らの研究グループは、コモンマーモセットで特異的に味覚情報伝達分子群が盲腸や大腸などで、舌と同量もしくはそれ以上に発現していることを発見しました。 研究成果は英国科学誌「Biology Letters」オンライン版(ロンドン時間2013年7月10日)に掲載されました。 研究の概要  近年、味覚情報伝達分子群が舌だけでなく消化器系やその他の臓器にも存在していることが、各種哺乳類において報告されています。研究では、霊長類で定量的逆転写PCR法を用いて、味覚情報伝達に関わるGタンパク質gustducinとTRPM5、および各種味覚受容体などの存在量を定量解析しました。その結果、コモンマーモセットで特異的にこれ

    盲腸に味覚? コモンマーモセットの盲腸における味覚情報伝達分子群の発現
    nizimeta
    nizimeta 2014/05/30
    えっ “一方、ヒトでも胃・小腸・大腸等に味覚情報伝達分子群が発現し、直接的なホルモン分泌や神経回路を通して食欲や血糖値等を制御していることが知られています”
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