こいで・ひろあき/1949年生まれ。原発の危険性を世に問い続け、2015年に定年退職。著書に『原発事故は終わっていない』(毎日新聞出版)など(photo 高橋勝視)この記事の写真をすべて見る 東京電力福島第一原発事故からまもなく11年。国と東電は30~40年後の廃炉完了を目指すロードマップに基づき、作業を進めている。だが、相次ぐトラブルから廃炉作業の計画は大幅に遅れている。廃炉は本当に可能なのか。AERA 2022年3月7日号は、小出裕章・元京大原子炉実験所助教に聞いた。 【ロードマップ】使用済燃料の取り出し開始~廃止措置終了までの道のりはこちら * * * 国と東電が策定したロードマップは「幻想」です。 国と東電がいう「廃炉」とは、燃料デブリを格納容器から取り出し、専用の容器に封入し、福島県外に搬出するということです。 当初、国と東電は、デブリは圧力容器直下の「ペデスタル」と呼ばれる
東京電力福島第一原発にたまる処理水の放出をめぐって、原発事故当時、官房長官だった立憲民主党の枝野 前代表は、地元関係者の理解を得るプロセスをはじめ政府の対応が不十分だと批判しました。 立憲民主党の枝野 前代表はさいたま市で講演し「処理水を海に流す話がいきなり落ちてくるようなスタートから間違っていて、プロセスに深刻な問題があった。もうちょっと納得感を得られるようなやり方はいくらでもあった」と指摘しました。 また、中国が日本産の水産物の輸入を全面的に停止したことについて、「政府が想定していなかったなら論外だ」と批判しました。 一方で、現在の野党の状況について、「今の政権に不満や不信が高いことは間違いないが、野党側に期待が集まっているかというと必ずしもそうではない。結党のいきさつから考えても、立憲民主党の理念やビジョンは私が責任を持って強く声を上げなければいけないと思っている」と述べ、所得の再分
過食性障害の患者は、満腹になっても強迫的衝動に駆られて食べ続けてしまう。過食をやめたいと思っていて困惑や後悔を強く感じているのにやめられない、と訴えるケースが多い。(JENN ACKERMAN AND TIM GRUBER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ケイティ・ウェーバー氏は、45歳の時に自身がADHD(注意欠陥多動性障害)と診断され、それまで日常生活で抱えていた重大な悩みに光が射した。 ウェーバー氏は大人になってから過食性障害(BED、むちゃ食い障害)を発症していたが、診断を受けて、食にまつわる自分の深刻な問題(空腹のサインに気づかないなど)がADHDと関係していることをすぐに理解した。「点と点をつなぎ合わせて全体像が見えてくると、なるほどと納得することばかりです」と氏は言う。 ADHDと過食性障害の関連性についてはまだ不明な点が多いが、この2つの障害には重なり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く