「人間とコンピューターの知能はどうちがうんだろう」みたいなツイートを見かけたので、考えたこと書きます。 人間とコンピューターはどう違うのか 一言で言えば「アナロジーを理解できるかどうか」だと思う。コンピューターはアナロジー(類推・比喩)を理解できるのかどうか。 そもそもアナロジーの語源は「ana(反・類)+log(ロゴス=言葉・論理)」で要するに論理でないもの、論理に似たもの、ということになる。「アナログ世界の概念を、デジタル世界の申し子ことコンピュータが理解できるのか」という疑問を軸に以下考えます。 たとえば「初音ミクが歌う」という命題。 言うまでもなく初音ミクが発する音は(藤田咲さんの声を元にしてはいるものの)人工的に調整された電子音であって、その機械音のつながりを「歌う」という動詞で表現するのは、機械の動作を人間の行為に読み替えたもの、一種のアナロジーである。 現象だけ見れば、カエル