昨年の8月、あなたはTyondai Braxtonの脱退からBattlesの未来が衰退、もしくは終焉することまでも想像してしまっただろうか? まず先に個人的見解を述べさせてもらうと、この曲がTyondai脱退後、残された3人によって創造された音であると仮定し、かつ、この曲の出来に限って判断した場合、少なくとも冒頭の早まった悲観は間違っていたと言わざるを得ない。先月2月にPitchforkがメンバーの一人、Dave Konopkaに対して行ったインタビューによると、Tyondai脱退時には既にフルアルバムに近い形が出来上がっていたようだが、そこにチームとしてのまとまりはなく、当時それをリリースしていたら後悔していただろう、と話している。そして脱退後、その長きに渡り創り上げてきた音群を、“スリーピース”としてのBattlesに再構築しなければならなかった、と。勿論この曲や、間もなく日の目を見
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