どこに出かけるにも交通手段は車が主流のアメリカ。たとえば居酒屋や友人宅のパーティに出かける際、その場所まで行くにはやっぱり車なワケです。しかし飲んだら帰りは運転できない……。州により法律は違いますが、ミズーリ州では血中アルコールが0.08%以上だとその場で逮捕(未成年の場合はそれ以下でも捕まります)。その後の罰金と免停は避けられません。もちろん投獄その他の厳しい処罰が待っていることもあります。どこの国でも同じことですが、お酒を飲んだら運転しない、そして飲むなら事前に帰りの運転手を確保するってのが社会のお約束、常識ですよね。 さてネバダ州はリノに住むアルフレッド・マルティネス氏、37歳。彼は先日、とあるパーティに出かけたのはいいのですが、ちょっと飲みすぎが過ぎたとか。そしてこのまま運転するのはよくないと自覚したのでしょう。他の運転手を探すことにしたのです。ここまでの彼の思考は、安全を第一に考