子どもの遊びの発信拠点となってきた東京・渋谷区の「こどもの城」は施設の老朽化などから1日で閉館となり、30年の幕を閉じました。 最終日となった1日、「こどもの城」では朝からスポーツや音楽などを楽しむイベントが行われ、5000人を超える子どもや保護者でにぎわいました。 スポーツのコーナーでは鬼ごっこや大きなボールを使った遊びが行われたほか、音楽のコーナーでは、コンサートのリズムに合わせて子どもたちが手作りの太鼓をたたいたり、マラカスを振ったりして楽しんでいました。 こどもの城は、子どもの遊びを発信する国の施設として昭和60年に開館し、これまでのおよそ30年間で2800万人余りが利用しました。 しかし、各自治体でも児童館などの整備が進んだことなどから利用者は減少傾向にあることや、施設の老朽化も進み、今年度中に閉館することが決まっていました。 1日は最後に施設を運営する藤田興彦理事長が「30年間