星海社広報担当。 1977年11月17日生まれ、O型。東京都八王子市出身。立教大学社会学部産業関係学科を卒業後、凸版印刷株式会社に入社。凸版印刷へ入社以来13年間、出版社を得意先とする営業を経験。数多くの編集者に刺激を受ける。出版というフィールドで躍動する夢を実現させるため、ミニマムな組織で大胆に戦う星海社に、2014年4月、合流。音と映像をこよなく愛し、インディーズ、メジャーを問わず、全国のライブハウスを今も駆け巡る。好きな言葉は「疾風勁草」。
先週はブログの更新時間がけっこう乱れてしまいました。 ブログの乱れは心の乱れ。 また今週から、自らを律していければと思います。 最近とある大学生の就活の相談にのっています。 仮にAくんとしましょう。 Aくんは基本ダメなんだけど律儀で、 いろいろアドバイスすると、 「このご恩は必ず返します! 高い給料もらって、 初任給でおいしいものごちそうします!」 みたいなことを言ってくれるいいやつです。 「期待して待ってるよ」と言うのですが、 本当はそんなもの要らないんですよね。 ぼくもたくさんの先輩にお世話になって、 今ここにいるわけなんですが、 恩返しって実質不可能なのではないかとよく思います。 お世話になった人、なってる人が、 身体的あるいは社会的に殺されそうになるような、 むちゃくちゃなピンチになった場合は別かもしれませんが、 「何か美味しいものをごちそうする」とかで 返せるような恩て、そうない
本質を見極めれば「就活」はそこまで怖くない 学生は、就活への恐怖を肥大化させ過ぎている。インターンに行かなくても内定はとれるし、面接で話す内容は立派でなくてもいい。合否は能力ではなく、相性で決まる。第一志望に通らなくても、中途採用で入ればいい。面接官にもバカはいるし、人事は味方だ──。大切なのは、美辞麗句に隠れた「企業の本音」を知ることと、社会人と「普通に」話せるトレーニング(方法は本文にて紹介する)をしておくこと。そして、すぐバレるような「ウソをつかない」ことだ。これさえできれば、就活は怖くない。誰もが未経験(=童貞)であるがゆえ、不安まみれになる就活。キツイ数ヶ月になるが、本書を読んで気持ちを軽くし、乗り切ってもらいたい。 こちらも合わせてご覧ください! 【就活は『内定童貞』に学べ!その1】業界に片足を突っ込んだ学生のウザさ 【就活は『内定童貞』に学べ!その2】社会人との飲み会こそ、最
ある日の深夜、友人から、 「iPadをパクられた。 GPSで現在地がわかったので突撃しようと思うのだけど、 ひとりだと怖いので付いてきて欲しい」 と連絡が入りました。 「ネタ」のにおいを感じたぼくは、 やりかけの仕事を中断して同行することを決意。 駅で合流してから目的地に着くまでの間、 友人は「犯人はきっといい暮らしはしてないだろうから、 いいビールでも持っていって、生い立ちを聞いてやって、 仲良くなって帰りたい」と語りました。 目的地付近に到着し、プレモルを買い込み、 いざGPSの指し示す2F建てのアパートへ! 東京の住宅地の想像以上の静けさにびびる僕ら。 意を決してiPhoneからiPadを鳴らすことができる機能、 「Find iPhone」をオンにするも、 アラート音は一向に聞こえず……。 「絶対にこのへんのはずなんだ!」 誤差を考慮し、少しずつ場所をずらしながら捜索を続ける僕ら。
とある原稿に、「センス」についての記述が有り、 しばらく、センスの養い方について考えていました。 センスと言ってもいろいろあるわけですが、 ぼくが気になったのは「消費者としてのセンス」です。 上司に言われる「お前、センスあるな」ではなく、 友だちに言われる「きみ、センスいいねー」のことですね。 センス、どうやって鍛えればいいか? 下記の3つが大事なんじゃないかと思いました。 ①一流を知り、体感すること ②いい批評を読むこと・聞くこと ③自分の既知の物事の中に正解があると思わないこと ①で基準を、②で視点を増やして、 そのいずれもが凝り固まり、 錆びないように、③に留意する。 ということなのではないかと。 特に③が大事で、「ベスト of ベストだ!」と 思える作品を見つけてしまったジャンルについては、 そこでセンスの成長が止まってしまいます。 センスのいい人ほど、「○○で1番いいのを教えて!
仕事をしてると時々「嫌な担当者」って、いますよね。 ※今現在、このようなストレスを感じているわけではありません。 蟻の眉間を狙うかのような細かさでミスを指摘してきたり、 前期のマニフェストをなかったことにする政治家のような棚上げ力で 自分のミスをひねりつぶしたりするような、 そんな方です。 こういう人、外から見ると「なんて嫌なやつなんだ!」となるのですが、 社内では「優秀」で通っていたりもします。 相手に何かしらのストレスを与える代わりに、 自分の所属する組織にうまみを持ってきているわけです。 別にいい人ぶる気はないのですが、 気の小さいぼくはこの「嫌われても○○」ができません。 滋賀県出身だからから、できるだけ「三方良し」でいきたい。 そんななので、そういう人にけっこうあこがれます。 『優秀な同僚は、社外で嫌われている』 みたいな本があったら、買ってしまうかも。 ぼくと同じように思う人、
ジセダイイベントとは 星海社の送る行動機会提案サイト「ジセダイ」の主催するイベントです。本を読むだけでも、それを自分ごと化して思考するだけでも、本当の意味では何も変わりません。すべての変化は、“行動”から始まります。読んで、考えて、動く。これを一気通貫で提供するのが、ジセダイであり、その根幹となるのがイベントです。編集部一同、あなたに会えるのを楽しみにしています。 星海社新書『僕たちとアイドルの時代』の著者、さやわか氏登場! 2014年12月25日。聖夜にかもめブックスを紳士淑女で埋め尽くした星海社新書編集部が神楽坂に戻ってきます! 前回好評を博した「星海社新書ができるまで」の続きはもちろん、絶賛発売中の星海社新書新刊『僕たちとアイドルの時代』の著者、さやわか(@someru)氏も登壇! 担当編集である平林緑萌(@seikaisha_moegi )と、制作秘話を語ります。ここでしか聞けない
ジセダイイベントとは 星海社の送る行動機会提案サイト「ジセダイ」の主催するイベントです。本を読むだけでも、それを自分ごと化して思考するだけでも、本当の意味では何も変わりません。すべての変化は、“行動”から始まります。読んで、考えて、動く。これを一気通貫で提供するのが、ジセダイであり、その根幹となるのがイベントです。編集部一同、あなたに会えるのを楽しみにしています。 就活は怖くない 学生は、就活への恐怖を肥大化させ過ぎている。 インターンに行かなくても内定はとれるし、 面接で話す内容は立派でなくてもいい。 合否は能力ではなく、相性で決まる。 第一志望に通らなくても、中途採用で入ればいい。 面接官にもバカはいるし、人事は味方だ——。 大切なのは、美辞麗句に隠れた「企業の本音」を知ることと、 社会人と「普通に」話せるトレーニング(方法は当日紹介する)をしておくこと。 そして、すぐバレるような「ウ
お待たせして申し訳ございませんでした…… 平林 さあ、やってきましたねー。第5回ミリオンセラー新人賞座談会! まずは編集長、景気のいい挨拶をどうぞ! 今井 まず、大変お待たせしたことをお詫びしたいです……。この座談会が遅れたのは、完全に僕の怠慢が原因で……。 林 いきなり暗いっすよ! まあ、完全に今井さんが悪いので仕方ありませんが! すぐにやらないからこういうことになるんですよ! 今井 そ、そうだね。今日は強気だね、林さん(苦虫を噛み潰したような顔で)。 平林 後輩にここまで言われて言い返せないとは……。前回と比べ、ちょっと色々と状況が変わったから、その辺整理しようか。まずみなさん、新書創刊編集長の柿内さんが星海社を離れ、コルクに移りました。元気にやってるといいんだけど。 今井 こないだ会ったら、「これからはデブの時代だ! ダイエットという概念はなくなる!」とか言いながら、コンビニスイーツ
今週いちばん「疲れてるかも!」と思った瞬間の写真 最近ぼくは疲れている、かもしれません。 今週は新書の校了があることもあり、 月曜日:3時間 火曜日:2時間 水曜日:5時間 という睡眠時間で過ごしています。 別に寝てない自慢をしたいわけじゃないのですが、 何もなければ毎日8時間ぐらい寝ているので、 相対的に見て、疲ていてもおかしくない状況にいるのは確かなのです。 じゃあなぜ冒頭で「かもしれません」と書いたのかと言うと、 あんまりその実感がないからなのですね。 毎月の頭、校了前の時期は、 体力が減るけど元気にはなれるのです。 原稿に没入するのはしんどいけど楽しいし、 時間をかければかけるほど「よく」なっていく感じは、 編集の醍醐味のひとつだなと思います。 今月の新刊、中川淳一郎さんの『内定童貞』も、 はやくみなさんに読んで欲しくてたまらない状況です。 もちろん星海社新書ですので、試し読みも公
左から、中川淳一郎さん、曽和利光さん。 昨日発表しましたが、 リクナビOPEN1週間前となる2/25(水)、 下北沢のB&Bさんでこんなイベントを開催させてもらいます。 中川淳一郎×曽和利光×今井雄紀 「就活こわくない会議@B&B」 『内定童貞』(星海社)刊行記念 “学生は、就活への恐怖を肥大化させ過ぎている。 インターンに行かなくても内定はとれるし、 面接で話す内容は立派でなくてもいい。 合否は能力ではなく、相性で決まる。 第一志望に通らなくても、中途採用で入ればいい。 面接官にもバカはいるし、人事は味方だ——。 大切なのは、美辞麗句に隠れた「企業の本音」を知ることと、 社会人と「普通に」話せるトレーニング(方法は当日紹介する)をしておくこと。 そして、すぐバレるような「ウソをつかない」ことだ。 これさえできれば、就活は怖くない。 誰もが未経験(=童貞)であるがゆえ、不安まみれになってし
社会人1年目、リクルートで営業をしているとき、 部長がすっごい怖い人だったのです。 で、その部長主催の「ストレスマネジメント」研修というのがあって、 開口一番「お前ら、きちんとサボれよ!」 と 恫喝(笑)されたのをよく覚えています。 社会人7年目になって、 「ちゃんとサボる」ってすごく大事なことなんだと身にしみます。 ずっと全力疾走してると疲れて、止まってしまうんですよね。 サボりながらでもいいから、とにかく前に進み続けることが大事で……。 新人時代、部長の言いつけを守って、 きちんと空アポ(実際は存在しないアポイントメント) を入れてサボり、 「アポが長引きました」と言ってしっかりとスタバでサボっていたぼくは、 とっても営業成績がよかったです。 ※同期に「今井がもっとも輝いていた期間。短命だった」と揶揄されている時期 ただ、そういったセコい「サボり」はマラソンの給水のようなもので、 自走
昨日のこと。 Facebookでフレンドだったとある先輩に、 フレンド関係を切られていたことに気づきました。 フレンドを切られた(ことに気づいた)のは、これで二人目です。 何か腹に据えかねることがあったのか、 それともぼくのくだらない投稿に 嫌気がさしたのかはわかりませんが、 暗に「よくないね!」を突きつけられたと 言ってもいいでしょう。 多少凹みます。 Facebookが犯した罪のひとつに、 「友人の誕生日を覚えていることの価値を暴落させた」 というのがあると思っていましたが、 こういった「よくないね」の可視化もそうですね。 本来おもてに出ない、出す必要のない感情が、 「フレンド外し」によって具現化してしまったわけです。 次会ったとき、どんな顔すればいいのやら……。 まあたぶん、知らないふりするんですけどね。 心を動かす何かをつくることが仕事なので、 数人にすっごい嫌がられるぐらいでもい
こんばんは、星海社の平林です。 昨年刊行され、好評を得た原田実さんの著書『江戸しぐさの正体』の続編的連載が、本日より『ジセダイ』で開始されました。 原田実『続・江戸しぐさの正体』 http://ji-sedai.jp/series/edoshigusa/001.html そもそも、『江戸しぐさの正体』は、昨年夏の時点における「江戸しぐさ」検証の中間決算的な書物でした。 検証自体は、その後も継続し、新たな資料も続々と集まってきています。 いやはや、まだまだザクザクと、いろんなものが出てくるものですね。 というわけで、今後『江戸しぐさの正体』中で存疑とされた部分が判明したり、全く知られていなかった事実が明るみに出ることもあろうかと思います。 「ほぼ」リアルタイムでお伝えしていきますので、いきなり驚くようなネタが飛んでくるかもしれません。 それも連載の醍醐味。『続・江戸しぐさの正体』は、月二回更
先日、新人時代にお世話になった先輩Sさんとごはんをご一緒しました。 リクルートの関連会社に、ぼくが制作ディレクター採用で入社したのが7年前。 最初の半年間、「現場を知れ」ということで、営業部に配属されました。 そんな営業時代、ぼくら新人チームのリーダーだったのがSさん(当時29歳ぐらい)です。 都内有名私立大学体育会出身の部長からは 「新人だろうがなんだろうが目標持ってる限りは必達だからな。 サボらせんじゃねえぞ!」と詰められ、 大学出たばかりの甘ちゃんたちからは、 「テレアポとれません。もうやだ。帰りたい……向いてないです……」 「(全然目標いってないのに)今日行きたいライブあるんで、 早めに出てもいっすか?」(←22歳当時の仕事をなめきっていた今井) と、トンチンカンなことを言われ……。 そんな、板挟みでストレスフルな半年間を堪え忍び、 最後まで付き合ってくださった恩人。 実に、7年ぶ
百万都市・江戸の人々は、「傘かしげ」「肩引き」「こぶし腰浮かせ」といったしぐさを身につけることにより、平和で豊かな生活を送っていた。しかし、幕末に薩長新政府軍によって江戸市民は虐殺され、800とも8000とも言われる「江戸しぐさ」は断絶の危機に瀕した......。 このような来歴を持つ「江戸しぐさ」は、現在では文部科学省作成の道徳教材にまで取り入れられるようになった。しかし、伝承譚の怪しさからも分かるように、「江戸しぐさ」は、全く歴史的根拠のないものなのである。 実際には、1980年代に芝三光という反骨の知識人によって「発明」されたものであり、越川禮子・桐山勝という二人の優秀な伝道者を得た偶然によって、「江戸しぐさ」は急激に拡大していく......。 この連載は、上記の事実を明らかにした「江戸しぐさ」の批判的検証本『江戸しぐさの正体』の続編であり、刊行後も継続されている検証作業を、可能な限
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